
アメリカとイスラエルによって殺害されたイランの最高指導者だったハメネイ師の国葬で、市民が街を埋め尽くしました。イラン政府には民衆の不満をそらし、団結を促す狙いもあるようです。
【画像】テヘランに響く「復讐」の誓い ハメネイ師の国葬 3日目
トランプ氏「泣く人に驚き」
3日目を迎えた国葬。この日は棺(ひつぎ)が首都テヘランを巡ります。
ハメネイ師の棺を乗せたトラックが、最終目的地の会場に到着しました。荷台には、大きい棺と小さい棺も確認できます。黒いターバンが乗せられた真ん中の棺がハメネイ師のものとみられます。
葬列参加者
「私は反体制派の1人でしたが、今は指導者を愛しています」
この国葬、トランプ大統領には不思議な光景に映るようです。
ネットメディア「アクシオス」
「トランプ氏は葬儀で泣いているイラン人がいるのを見て、『人々はハメネイ師を嫌っていると思っていたので驚いた』と語った」
国を挙げての葬儀の裏で、イラン経済は疲弊しています。
国葬の裏でインフレ率上昇
前の最高指導者ハメネイ師の国葬が続くイランで、葬列の儀式が執り行われ、棺が街を巡りました。
その中に後を継いだ最高指導者モジタバ師の姿はありません。本人は参加を希望しましたが、断念せざるを得なかったというのです。
ニューヨーク・タイムズ
「イスラエルによる暗殺や追跡のリスクがあり、警護チームが強く反対した」
アメリカとイスラエルとの戦闘が長期化する中、イラン経済は疲弊しています。
先月に発表された消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べ88%上昇し、特に食料品は135%も上昇しました。
国内が不安定だからこそ、イラン指導部は国葬により力を入れているのかもしれません。
食料や水が多く提供されていて、この国葬には費用を惜しんでいないのがよく分かります。
ハメネイ師の国葬は今月9日まで執り行われ、最終的に2000万人が参加すると言われています。
(2026年7月7日放送分より)
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