
台風9号が各地に猛暑をもたらしています。10日は最高気温30度以上の真夏日、35度以上の猛暑日ともに、今年最多を更新しました。茨城県では、暑さの影響かハチが活発に。人への被害も出ています。
【画像】夏祭り『熱中症対策』急務に“台風×フェーン”各地で危険な暑さに
夏祭り熱中症対策“急務”に

10日から1カ月続く『うえの夏まつり』には約60の屋台が出店しています。火を使うメニューでは暑さ対策が必須です。
たこやき屋台
「暑さ対策は“こまめな休憩”と“OS1(経口補水液)”を用意しています」
(Q.扇風機やサーキュレーターは)
「火がダメなんです、風が。だから使っていないです」

日本の伝統的な大道芸『猿回し』にも暑さ対策は欠かせません。休憩中には扇風機。さらに、水浴びもさせています。

10日に全国で30度以上の真夏日となったのは585地点、猛暑日は40地点と、共に今シーズン最多となりました。1番暑かったのは福岡県太宰府市で、37.8度まで上がりました。10日は最高気温が高い11地点のうち、9地点が九州でした。
暑さの常連と化した大分県日田市。

長崎からの観光客
「思っていた以上に暑いですね。来たばっかりなんですけど、早く帰ろうかなって思うくらい暑い」
町の中心部の標高が約570メートルの岐阜県高山市でも36度を超えました。
石川からの観光客
「今日は暑いですね。石川県よりも暑く感じます」

愛知からの観光客
「もうちょっと涼しいかなと思って来たんですけど、着いてみたら結構」
「盆地っぽいので無理ですよね」
気温上昇“日傘下校”も

10日は東北各地にも暑さがやってきました。太平洋高気圧が青森あたりまで張り出しているのに加え、東北ではフェーン現象によって気温が上がりました。福島県会津若松市では35.8度を観測し、今年初の猛暑日となりました。

栃木県壬生町では熱中症対策のため、6年前から小学生の登下校に傘を使うことを推奨しています。今年は、例年より2週間前倒ししました。
保護者
「家が遠いので、どうしても熱中症になったり、頭が痛いって帰る時に訴えてくることが多かったので、そういう心配はなくなるのかなって」
ハチ活発に?15人刺される
さらに、この時期ならではの被害も。消防によると、茨城県つくば市では午前8時前「ハチに刺された」という通報が相次ぎました。小学生と中学生、高校生、大人の合わせて15人が刺されましたが、全員が軽傷だということです。

通学路にある街路樹の中にハチの巣があり、通行人を刺したとみられます。その後、巣は撤去されました。市によると、キイロスズメバチの可能性が高いということです。
ハチの駆除を行う専門業者によると、ハチは気温が25~30度前後で活動が最も活発になるということで、注意が必要です。
