【W杯】ベリンガム2発でイングランドが延長戦制す 4度目のベスト4 ノルウェーはVARで幻の勝ち越し弾 ハーランド不発

FIFAワールドカップ2026北中米大会 決勝トーナメント準々決勝
イングランド 2対1 ノルウェー(日本時間7月12日、アメリカ・マイアミスタジアム)

イングランド代表(世界ランキング4位)がノルウェー代表(同19位)を2対1で下し、準決勝進出を決めた。
イングランドは準決勝で、60年ぶりの優勝に向けてアルゼンチン代表(同3位)と対戦する。 

ノルウェーに先制されるもベリンガムの一撃で追いつく

前半はイングランドがボールを持ち、ノルウェーがコンパクトな守備ブロックを引いて迎え撃つ。

29分、ペナルティエリア前でフリーキックを獲得したイングランドは、エースのハリー・ケイン選手がキッカーを務める。ゴールを直接狙うが、枠を捉えられない。

すると、ノルウェーのエースもゴールに襲いかかる。

35分、右サイドからのクロスにアーリン・ハーランド選手が滞空時間の長いヘディングシュートを放つが、GK正面でゴールにはつながらない。

しかし、このプレーの直後に試合が動く。

36分、ノルウェーがハーフウェーライン付近でボールを奪取すると、ペナルティエリア内左からアンドレアス・シェルドルップ選手がクロス気味のシュートを放つ。このボールがネットを揺らし、ノルウェーに先制を許す。

このままリードを許して前半終了かと思われたアディショナルタイム2分。

ペナルティエリア手前でパスを受けたジュード・ベリンガム選手がドリブルで侵入し、左足でゴール右隅に流し込んだ。ベリンガムの個の力でイングランドが追いつく。

さらに、前半ラストプレーでケインがディフェンスラインを抜け出して、ネットを揺らすもオフサイドの判定でノーゴール。

1対1で前半を終える。

ノルウェー VARで幻の勝ち越し弾 決着つかず延長戦へ

イングランドがハーフタイムに2人の選手を交代させ、後半がスタート。

56分、ノルウェーがコーナーキックで競り合い、こぼれたボールをトールビョルン・ヘッゲム選手が左足で押し込んだ。イングランドは勝ち越しを許したかと思われたが、VARチェックが行われ、コーナーキックを蹴る前にハーランドのファウルがあったため、ノーゴールの判定となる。

67分、ノルウェーがFW2人を交代させ、攻撃の活性化を図る。

しかし、イングランドはノルウェーの守備を最後まで崩し切れず、一方のノルウェーもゴールを奪えないまま、試合は延長戦に突入する。

ベリンガムが延長決勝弾 イングランドが2大会ぶりベスト4

両チームの運動量が落ち始める延長開始早々、ついに試合が動く。

93分、イングランドのコーナーキックの流れから放ったミドルシュートをノルウェーGKエルヤン・ニーラン選手がこぼす。

このこぼれ球をベリンガムが見逃さずに押し込み、この日2ゴール目を記録。ベリンガムの今大会6ゴール目となる勝ち越し弾で、イングランドがこの試合で初めてリードを奪う。

決勝トーナメント2回戦のブラジル戦で好セーブを連発していたニーランにとっては、悔やまれるミスとなった。

延長後半開始にあたり、ノルウェーは疲労が見られたエースのハーランドをベンチへ下げる決断を下す。

対するイングランドは、2ゴールを挙げたベリンガムを下げ、DFダン・バーン選手を投入して逃げ切り態勢に入る。

その後は前がかりに攻めるノルウェーの反撃を落ち着いてしのぎ、2対1でイングランドが勝利した。イングランドは2018年大会以来通算4度目の準決勝進出を決めた。

※世界ランキングは7月12日試合前時点

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