
福岡県議会では、議長・副議長経験者から「就任前に自民会派の幹部に現金を支払った」などとの証言が相次いでいます。
副議長 「会話も含めて信憑性に乏しい」

中尾正幸副議長
「(音声についての声紋鑑定の結果について)私のものであってもお金を受け取った事実はない。会話も含めて信憑性に乏しいと私は疑っています」
福岡県議会の正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑で金を受け取ったと名指しされた中尾正幸副議長はやりとりを録音したとされる音声データについて「信憑性が乏しい」と改めて否定しました。
また、一部報道で音声データが99.99%の確率で自身のものとされたことについては「いまどきAIでなんとでもなる」などと述べ声紋が同じでも改ざんされているとの認識を示しました。
(7月14日 19:00更新)
「真相解明を」 服部知事

福岡県 服部誠太郎知事
「水掛け論を繰り返していてもしょうがない」
福岡県議会では正・副議長の就任前に、自民党県議団の幹部に現金を渡したか否かで県議同士の意見が対立しています。
服部知事は14日の会見で「県民の疑念が一層深まっている」として、第三者を入れた調査を通じて真相を解明するよう求めました。
(7月14日 14:00更新)
自民党・鈴木幹事長が福岡県議会幹部らと面会

自民党 鈴木幹事長
「福岡県連で十分な調査といいますか。実態はですね。調べていただくこと。これが重要なことだと思っております。必要があればですね。県連から報告を受けたい」
関係者によりますと、13日午後、自民党本部で鈴木幹事長、萩生田幹事長代行ら自民党執行部と福岡県連会長を務める松本國寛県議会議員、福岡県議団会長を務める松尾統章県議会議員が面会しました。
福岡県議会では、議長・副議長経験者から「就任前に自民会派の幹部に現金を支払った」などとの証言が相次いでいます。
こうした疑惑を受け、福岡県議会は近く全議員を対象にした調査を始める方針で、松本県議会議員と松尾県議会議員は一連の経過を報告したものとみられます。
面会後、鈴木幹事長は「福岡県連は独立した組織。福岡県において、しっかりと対応して頂きたい」と強調しました。
(7月13日 20:30更新)
元副議長「825万円支払った」
福岡県議会の正・副議長ポストを巡る現金授受疑惑で、現職の県議が「副議長に就任するため自民党県議団の幹部らに825万円を支払った」と明らかにしました。

自民党県議団に所属する江藤秀之議員は副議長に就任前の2020年、中尾正幸副議長に500万円を直接渡したほか、ゴルフ会などの費用を吉松源昭県議と折半して325万円支払ったと書面で明らかにしました。
折半した費用については同じ時期に議長を務めた吉松県議の証言と整合しています。
これに対し、中尾副議長は6日の会見で「事実無根」と完全否定しています。
(7月11日 06:00更新)
福岡市長 「5000万円要求された」 「家売れ」とも

福岡県議会で議長ポストを巡る「政治とカネ」の問題が浮上する中、福岡市長は8日、議員から選挙活動費として5000万円を要求されたと話しました。
2010年に初当選を果たし、現在4期目を務める福岡市の高島宗一郎市長(51)。8日の定例会見で次のように述べました。
福岡市 高島宗一郎市長
「16年前に選挙に出るってなった時に、そういう人が現れて、お金が必要だなんて話をされたのは、非常にやっぱりショックでした」
「Q.選挙活動費や5000万円を自分が配る。家を売ってこいなどと言われたと(著書に)書いているが、事実か?」「はい、事実です」
2010年の市長選前に、ある議員から選挙活動費として、5000万円を要求されたと明言しました。
福岡市 高島宗一郎市長
「Q.当時は断ったという理解で良いか?」
「そこに書いてある通りで、明確にそれは断ったということです」
福岡で浮上している「政治とカネ」の問題。県議会の吉松源昭元議長(58)は、議長に就任する前の2018年から20年にかけて、自民党県議団の幹部に現金を要求され、およそ2000万円を支払ったと6日に証言し、波紋を広げていました。
福岡市 高島宗一郎市長
「政治の世界で頑張りたいって思う人が、躊躇してしまったりだとかいうことになってしまう。自分としては、そんなことをしなくても、しっかり選挙にも通れるし、ちゃんと仕事ができるんだっていうところを見せていきたい」
(7月9日 13:00更新)
“金銭授受” 現議長「一切ない」

福岡県議会 蔵内勇夫議長
「金銭の話は一切ございません」
福岡県議会の蔵内議長は8日、東京で取材に応じ、自身の議長就任にあたっての金銭のやり取りについては「一切ない」と否定しました。
この問題は、福岡県議会の吉松源昭元議長が議長に就任する前の2018年から20年、自民党県議団の幹部に現金を要求されおよそ2000万円を支払ったと証言したものです。
蔵内議長は、名指しされた幹部が疑惑については「事実無根」と否定しているため、「現時点ではコメントできない」としました。
その一方で、全議員を対象に弁護士を入れた聞き取り調査を行うよう議会事務局に指示したことを明らかにしました。
(7月8日 12:30更新)
音声データ「大金やけんね」 元議長“幹部の金銭授受”を証言

吉松県議によると、幹部らへの支払いは高級料亭でも行われたといいます。証拠となる書類を提示するとともに、当時幹事長だった“中尾氏との会話”とする音声を公表しました。2019年10月、現金の受け渡し日について具体的に指定されたとする会話です。
中尾氏とされる相手
「10月17日でもええんやないの?荷物大きいけん。俺行くけん。ちょっとね大金やけんね。管理しとかんと…」
“荷物”とは現金のことと受け止めたそうです。
ポストを約束するようなやり取りも。
中尾氏とされる相手
「“荷物”の話が出たんで、もういいと思うけどね。失敗(不祥事)はせんことやね」
吉松県議によると、この時“荷物”として持参したのは1000万円。議長に就任するまで、5回にわたり約2000万円を、少なくとも5人の幹部らに渡したといいます。
(7月7日 23:30更新)
「カツアゲ的な要求」 中尾氏は否定

元自民党県議団 吉松源昭県議(58)
「人の弱みにつけ込んだカツアゲ、あるいはみかじめ料的な要求だった」
7日午後に会見を開いたのは福岡県議会の吉松県議。現在は離党していますが、自民党県議団に所属していた当時、議長を務めました。
元自民党県議団 吉松源昭県議
「中尾副議長、当時は自民党県議団幹事長だったが1000万円を持参するよう指示され、自民党県議団の会長室で(当時の)松本会長、中尾幹事長に手渡した」
議長に就任する前、県議団幹部に多額の現金を渡したとする吉松県議。
一方で…。

自民党県議団 中尾正幸副議長(61)
「吉松さんから『お金がいるんでしょう』と持ち掛けられ、1000万円の話も出た。松本会長と私は丁寧にお断りしました」
名指しされた自民党県議団の幹部・中尾正幸副議長は「受け取っていない」と主張しています。
(7月7日 18:00更新)
“根回し代”か 自民幹部は「事実無根」主張
福岡県議会の県議2人が正副議長就任の前に「幹部からの要求に応じおよそ2750万円を支払った」とする疑惑で、県議の1人が「警察に捜査をしてほしい」と訴えました。
福岡県議会 吉松源昭議員
「これは事件だと思いますから、できれば警察にしっかりと捜査をしてもらいたい」
吉松源昭県議によりますと、2020年の議長就任前に自民党幹部から「他会派への根回しのゴルフ代」などとして合わせておよそ2000万円の支払いを求められ、現金で支払ったということです。
金銭を要求したとされている幹部の1人の中尾副議長は6日の会見で「事実無根」と主張しています。
福岡県議会 吉松源昭議員
「よくこれだけ嘘ばっかりつくなと思っています。渡した本人が渡したって言っているのですから、渡している」
(7月7日 06:00更新)
「真偽を明らかに」服部知事
福岡県議会の県議らが議長や副議長のポストを巡り、「およそ2750万円を支払った」と証言したとする一部報道について、服部知事が「真偽を明らかにしてほしい」と議会に要望しました。
福岡県 服部誠太郎知事
「議会の品位を傷つけ、そして県民の皆さまからの信頼を大きく損なっている」
一部報道によると、2020年から1年間、議長や副議長を務めた元自民の吉松源昭県議ら2人は就任に際し、自民党県議団の幹部から「他会派への根回しのゴルフ代」などを名目に、あわせておよそ2750万円の支払いを求められ現金で支払ったと証言したということです。

服部知事は6日朝、「ことの真偽を明らかにしてほしい」と議会に訴えました。
幹部の一人はANNの取材に対し、金銭の授受を否定しています。
(7月6日 12:15更新)
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