15日、およそ2カ月ぶりとなる党首討論が行われ、中道改革連合の小川淳也代表と高市総理が激しい論戦を交わした。高市総理が小川代表の質疑に対して軽妙な切り返しを行い、国会が爆笑に包まれる一幕があった。
【映像】「爆笑」を誘った高市総理の「軽妙な切り返し」の瞬間(実際の様子)
小川代表はまず皇室典範改正の「今後の検討可能性」について、高市総理自身の見解をただした。高市総理は、将来の検討を先取りしたり縛ったりする趣旨のものではないとした木原稔官房長官の答弁と同じ見解であると回答した。
続いて小川代表は、比例代表の定数削減をめぐり、秋の国会で再度議論する際には「野党、少数政党含めて幅広い合意形成に今国会以上に努力しますと、全力を挙げますと、その点、お約束いただけませんか?」と迫った。これに対し高市総理は時折視線を手元に落としながら、「個別の議員提出の予定の法案でございますので、その内容ですとか進め方について内閣総理大臣としては申し上げられません」と答えた。
この答弁を受けて、小川代表は「ちょっと2つ申し上げたいんですが、ちょっと読み物を読まれていることは残念です。事前に通告はしてますが、できるだけご自身の言葉で咀嚼をして、ダイレクトにお答えいただきたい。党首討論ですので」と要望。だが、その際に、自身も手元に視線を落としたことで委員会室内はざわついた。さらに小川代表は、高市総理の国会出席の少なさや総理陣営をめぐる誹謗中傷動画疑惑への対応を挙げ「内閣総理大臣としての資質に疑問符がつきかねない事態に立ち至っていると私は感じます」と追及した。
これに高市総理がすかさず「ご自身もメモを見ておられましたので」と返すと、委員会室には大きな笑いと拍手が起きた。高市総理はさらに続けて「私も、内閣総理大臣としての答弁でございますから、ここはできるだけ正確にということでメモを用意してまいりました。ご通告ありがとうございます」と追撃。中傷動画疑惑については「全く身に覚えのないことを追及されたわけでございますので、大変心外でございました」と述べた。
高市総理の回答に対して大きな拍手が起きる中、小川代表は「私もメモに目を落としていますが、読んではない。読んではない」と再反論。これに対し、委員会室には失笑のような笑い声と共に「どう違うんだよ!」というヤジも飛んだ。小川代表は動画の件は論点が異なるとし、経済政策に関する質問に移った。
(ABEMA NEWS)

