
ニチレイのシステム障害の影響でケンタッキーが時短営業に追い込まれています。さらに、影響は街のスーパーや病院、高齢者施設にまで広がっています。
【画像】「くら寿司」でも「ゆず塩かつおたたき」や「熟成ふぐ」など一部商品が欠品
ニチレイでシステム障害
影響は多岐にわたっています。不正アクセスによるニチレイのシステム障害。影響はスーパーや外食チェーン、さらには学校や病院にも広がっています。
何が起きているのでしょうか。
食品大手のニチレイは、不正アクセスによるシステム障害が複数発生したと明らかにしました。
食品大手「ニチレイ」
「原因は調査中なのでコメントは控えたい」
その影響は、身近にあるスーパーでも…。
埼玉・上尾に展開するスーパーです。冷凍食品として販売するニチレイ商品は、全体の3割ほどを占めます。暑さが本格化するこれから、手軽に食べられる冷凍食品は売り上げが伸びるそうです。
85歳 2人暮らし
「もう年で、面倒な時は冷凍食品で済ましている。今、暑い最中なので」
30代 3児の母
「自分で作るより肉がやわらかい、子どもも食べやすい。暑いし、冷凍食品でちゃちゃっと済ませたい。手に入らなくなったら大変」
70代 6人暮らし
「味もしっかりしているので、私が作るよりおいしいかも」
「(Q.お孫さんは冷凍食品好きですか)大好きです。本当に欠かせない。大変な打撃です」
ヤオヒロ小泉店 岸井章店長
「(ニチレイは)冷凍食品でトップブランド。商品が供給されないのは我々にとってもきつい」
現状、商品に不足はないものの、問屋から連絡が来たそうです。
岸井店長
「正直に申し上げると、(問屋に)『ここ3日間ほどニチレイからの商品供給がストップしている』と聞いた。『今週末もしかしたら欠品がでるかも』とも聞いている。なくなったら代替品も考えないといけない。代替品のメーカーにもしわ寄せが色々行くので、欠品が出始めるのではと懸念している」
冷凍うどんで知られる「テーブルマーク」も、今回の影響で商品が出荷できなくなったと明らかにしました。
小売り大手にも影響拡大
小売り大手にも影響が出ています。
イオンでも、一部店舗の冷凍食品などで欠品が出ているということです。欠品している商品の範囲や規模は調査中としています。
東北を地盤とする「ヨークベニマル」でも、13日から一部商品の流通に遅れや、冷凍食品の一部に欠品が出ているということです。
影響は、スーパーだけでなく外食チェーンにも…。
客(70代)
「きょうからなんだ。(午前)11時から(午後)8時まで」
大手ファストフード店「ケンタッキー・フライド・チキン」です。一部店舗では、ニチレイの子会社に配送を委託していて、15日から営業時間を短縮する店舗も出ています。
こちらの店では、通常午前10時~午後10時までの営業時間を、午前11時~午後8時に短縮しました。
店舗の貼り紙
「物流に支障が生じており、営業に必要な食材を確保できない状況となっています」
客
「子どもたちが集まる。(ケンタッキーが)大好きなので、10ピースほど持っていこうかなと。困りますね、ここが大好きなの」
在庫状況などにより、今後、臨時休業などの可能性もあるということです。
大手回転ずしチェーン「くら寿司」でも、一部商品が欠品しているということです。
関西地区にある数十店舗で「ゆず塩かつおたたき」や「熟成ふぐ」など、一部商品が欠品しているということです。
高齢者施設にも影響広がる
学校や病院、高齢者施設でも、ニチレイの食品を使用している所もあるそうです。
西日本で冷凍食品の卸売業に携わる人
「私どもの場合は主に学校給食・病院・老健施設とか。あとはスーパーの総菜であるとか、そういったところが多い。今回問題になったのはニチレイの子会社。どちらかといえば物流部門の会社の話。ここが止まると、ニチレイ以外の有名な冷凍食品メーカーの物流も止まっている状況。注文いただいたものの中で明日納品の分からできない商品も発生。もし長期化したらっていうことを考えたら、売り上げにも関わってくるので非常に困る」
(2026年7月15日放送分より)
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