NHK経営委員長、国会で「手をポケットに入れる→出す」4連発? 「平成19年も同じようなことが」と指摘も 「委員の報酬高すぎ問題」を議論

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【映像】「ポケット4連発」の瞬間(実際の様子)

 14日、参議院総務委員会において、国民民主党の奥村よしひろ議員がNHK経営委員の報酬について質問する中、NHKの古賀信行経営委員長が答弁中に何度もズボンのポケットに手を入れたとして、吉川沙織委員長から注意を受ける一幕があった。

【映像】「ポケット4連発」の瞬間(実際の様子)

 奥村議員は、経営委員会の報酬を経営委員会自身が決めるという現在の支給基準の定め方について、利益相反の観点から問題がないかをただした上で、第三者による報酬審査の仕組みを導入することへの見解を求めた。

 これに対し古賀委員長は「執行部に決めさせないことが法の趣旨だと思います」と答弁。ここで古賀委員長は、発言をしながら左手をズボンのポケットに突っ込んだ。続けて「執行部が監督している人の報酬を決めたら、これはいかがなことになるかと言ったら、むしろ執行部に隷属する構図にもなりかねない」と述べた後、ポケットから手を出した。さらに、毎年真剣に議論をして経営委員会が自身で決めていることなどを説明した。

 続いて奥村議員が、現在の仕組みでは外部の目が介在しにくいのではないかと重ねて見解を求めると、古賀委員長は「外部で自由に議論していただくのはいくらでもできると思いますが…」と大枠を述べたところで、再び手をポケットに入れた。そして「我々、自分たちで決めなきゃいけないという責任のもとやっておりますから、私はそれをきちんと担保するのは透明性しかないと思います」と語り、再びポケットから手を出して、報酬についてはすべて開示していると説明した。

 その後、奥村議員は常勤の委員で年間報酬が2200万円程度、非常勤の委員で495万円ほど、委員長は619万円という支給基準を提示。その上で、非常勤委員の年間の実働時間や、時間あたりに換算した報酬額について質問した。

 古賀委員長は「経営委員会の仕事というのは、私は労働ではないと思っております」と回答。ここで三度ポケットに手を突っ込み、「絶えず考える責務を負っていると思っております」と述べた。例として去年の秋口に会長人事をずっと考えていた期間があったと言及し、一度ポケットから手を出したものの、「1日10時間、15時間、30日間、そういう意味では400何十時間ずっと考えてた」と語る中で再び手をポケットに入れた。さらにポケットから手を出し、「これを単位で割ったら時給1000円以下です。労働基準法にも違反するんじゃないかみたいな賃金になります。だけど、そんなふうには考えません」などと述べた。

 古賀委員長の一連の態度に対し、吉川委員長は「古賀委員長、申し上げます。あの、片手をポケットに突っ込んで答弁するのは、平成19年12月20日も同じようなことがございましたので、お気をつけください」と注意した。

 「平成19年の事例」とは、当時NHK経営委員長を務めていた古森重隆氏が参院総務委員会で片手をポケットに入れていたことを注意された件を指している。

 指摘を受けた古賀委員長は「すみません。恐縮でございます」と謝罪した。

ABEMA NEWS)

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