
15日は、全国914地点のなかで、約8割にあたる737地点が、30度以上の“真夏日”となりました。
【画像】猛暑への対策“最前線”…暑さに負けない最新技術とは 全国の8割が“真夏日”に
“体温超え”長野・愛媛で38.1℃記録

全国で最も暑かったのは、長野県飯田市と愛媛県西条市。最高気温38.1度を記録しました。西条市は、観測史上1位タイの記録的な暑さになりました。

15日は、今年最多、25の都と県に“熱中症警戒アラート”が発表されました。関東の1都6県に出されるのは、今年、初めてです。都内では、熱中症とみられる搬送者数が104人に上りました。
炎天下での農作業 熱中症警戒

山梨県北杜市では、秋の収穫に向け、水田の草刈りが行われていました。
従業員
「体感的には40度近くですね。機械を一緒に使って急斜面に入るので、予報の温度よりは、体感は高いと思います」

ファン付きベストに麦わら帽子で、熱中症予防です。
作業時間にも、気を配ります。
望月農業センター 望月茂喜代表
「きょうみたいに風があれば仕事できるが、風がなければ、午後からは草刈りは中止。8月は午前中だけですね。午後はやらせません。(Q.農業歴50年の中でこの暑さは)異常ですよね、痛いくらいに暑い。(Q。一言で例えると)生死の分かれ目みたいな暑さ。農作物も大変だと思います」

農作業中の熱中症による死亡者数は、近年、増加傾向にあります。農林水産省のまとめでは、2024年は59人と、過去20年で最多でした。
猛暑への対策“最前線”
東京ビッグサイトでは、猛暑対策展が行われています。着る暑さ対策、身に着ける暑さ対策、そして、大きなファンまで展示されています。

冷水を張った冷却装置。水を一定の温度に保つことができます。これで腕を冷やします。腕の血管を冷やすことで、体全体の温度を素早く下げることができるそうです。

秒速30メートルの風で、体全体を瞬間冷却する装置。16度の冷風が吹きつけます。

三共空調 山中智博さん
「建設現場の休憩所の横やイベント会場、ライブやサッカー大会、熱中症のリスクがあるところに販促させてもらっています」

ほかにも、水を非常に細かい粒子にし、肌に触れる前に気化させ、気温を下げる“濡れないミスト”や、トラクターやフォークリフトに搭載するための“スポットクーラー”など、屋外での作業現場を想定した展示が多く見られました。

事業者への熱中症対策が義務化され、求められる現場の対応。

一般社団法人『日本能率協会』 西村大輔さん
「企業から猛暑対策は、夏だけの一時的な対応ではなく、継続的な経営課題になってきたという声を聞く。雇用の維持や生産性にも影響が出てくるので、具体的に取り組まないといけない企業の課題だと感じている」
危険な暑さは、16日も続きます。
北海道でも35度となる予想で、都心は、今年、初めての猛暑日となる可能性もあります。
