平口大臣に「棒読みやめましょうよ!」とヤジ→大臣の「表情」は? 国民・小林氏も匙を投げた? 再審法改正めぐり

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【写真・画像】平口大臣に「棒読みやめましょうよ!」とヤジ→大臣の「表情」は? 国民・小林氏も匙を投げた? 再審法改正めぐり 1枚目
【映像】ヤジ→大臣の「表情」は?(実際の様子)

 16日、参議院法務委員会において、国民民主党の小林さやか議員が再審法改正について、平口洋法務大臣らに質問を行った。平口大臣が答弁を読み上げる中、委員会室から「棒読みやめましょうよ!」とヤジが飛ぶ一幕があった。

【映像】ヤジ→大臣の「表情」は?(実際の様子)

 小林議員は、焦点となっている証拠の目的外使用の禁止規定について言及した。14日の参考人質疑において、福井事件の被害者の姉が新たな証拠報道による精神的苦痛を明確に否定し、「それよりも真犯人探してほしい」と語ったことを紹介。法務省側が規定の理由に挙げるプライバシーの保護を当事者が否定していると指摘し、「一律に目的外使用の禁止かけるのおかしくないですか? 裁判官の個別判断にしたらいかがですか? お心ある答弁をお願いします」と平口大臣に見解を求めた。

 これに対し平口大臣は書類に視線を落としながら、目的外使用によって被害者を含む様々な人の名誉やプライバシーの侵害、罪証隠滅、証人威迫などの種々の弊害が生じると答弁。

 しかし、ここで委員会室に「棒読みやめましょうよ!」とヤジが飛んだ。この事態に対し、平口大臣やその後方に座る事務方がヤジの方向に視線を向けた。だが、平口大臣は何事もなかったかのように、事務方よりも素早く視線を書類に落とした。

 平口大臣は続けて、証拠の目的外使用を一律禁止とした上で、違反時の措置については個別事情を考慮するとし、「証拠の概要を伝達するなどの行為は禁止されていないことなどから、目的外使用の禁止により不当な事態が生じることはない」と説明した。

 この回答に小林議員は両手を机につきながら、残念そうな様子で「大臣にお願いしたことを、この時間をとってしまったことを後悔せざるを得ないというご答弁でいらっしゃいました。お心ある答弁をお願いしたかったです」と発言。続けて「結局『個別判断』とおっしゃるわけですよね。じゃあ、最初から個別判断でいいんじゃないんですか?」と指摘。さらに、基準の曖昧さが「萎縮」につながるとし、支援活動や弁護活動といった公益的な活動が萎縮しないよう、目的外の使用に当たるかどうかの解釈が曖昧でも過剰でもなく適切に運用される担保について問いかけた。

 これに対し法務省の佐藤淳刑事局長は、弁護人の間での証拠共有や物証の専門家への相談は手続きの準備にあたるため禁止の対象外であると説明し、「不当な萎縮はないと私は考えている」と答弁した。

 これを受け小林議員は、確定審の証拠を提供した件について、検察が弁護人に懲戒請求をかけるような、弁護活動を萎縮させる行動を取らないと約束できるかと質問。佐藤刑事局長は個別事案へのコメントを控えつつ、違反時の措置は関係人の名誉などを考慮する旨が明文で規定されており、検察当局も判断にあたって考慮していくことになると答えた。

 最後に小林議員は、施行後5年ごとの見直し規定について「5年待たずに、法改正の直後からこの運用に課題が生じていないかどうか事態をウォッチして報告すべき」と要望。平口大臣が「改正後の規定の運用状況を注視しつつ、適切に対応してまいりたい」と答えると、小林議員は「注視するだけじゃ足りないと、しっかりその運用を見た上で私たちに報告する必要がある」と主張。不当な懲戒請求などのルールが適切に運用されるか信じられないと述べ、質問を終えた。

ABEMA NEWS)

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