看護師長が発見「異常な変色」点滴に“排せつ物”混入し殺害か…病院が詳細説明

看護師長が発見「異常な変色」点滴に“排せつ物”混入し殺害か…病院が詳細説明
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千葉県柏市の病院に入院していた患者が、点滴チューブに排泄物を混入され、殺害された事件。16日に病院が会見を行い、逮捕された看護師だった女の事件前後の詳しい行動が明らかになりました。

【詳しく】これまでの流れ

古川容疑者
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事件前後の“不審な行動”

柏たなか病院 福岡隆明事務局長
「(古川容疑者は)丁寧に話をされる方です。(患者に)丁寧な対応をしていたと看護部長から報告を受けている」

事件が起きた、柏たなか病院が開いた会見。殺人の疑いで逮捕された古川美由紀容疑者について明かされました。
看護師として、さらに経験を積みたいと、約1年半前に産婦人科から転職。病院や患者とのトラブルもなく、夜勤ではリーダーを務めていました。

しかし、事件が起きたのも、その夜勤中でした。
1月29日。病院の説明によると、事件が起きたフロアで夜勤にあたっていたのは、古川容疑者と准看護師Aの2人。32病床をそれぞれ半分ずつ受け持っていました。

事件発生
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排泄物を混入されて殺害された会田栄次さん(当時75)は4人部屋で入院していたといいます。ただ、この夜、被害者の担当は准看護師。それにもかかわらず、古川容疑者は何度も病室に出入りしていたといいます。

古川容疑者
「(准看護師Aに対し)被害者の病状が心配だから立ち入った」

少なくとも30日の午前3時までは、看護記録などにも異常を示す記載はありませんでした。異変が確認されたのは、その約1時間後です。午前4時過ぎ、准看護師が同じ病室にいた別の患者のケアに向かうと、被害者が「苦しい」と訴えました。警察によると、その直前に古川容疑者が病室に入り、1分ほどで出てくる様子が防犯カメラに捉えられていたといいます。

事件発生
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異変に気付いた准看護師は、救急外来のスタッフや看護師長Bを呼びました。病室に駆け付けた看護師長は点滴ルートの異常を見つけます。

看護師長が発見 「異常な変色」

柏たなか病院 長谷川奉延病院長
「看護師長Bは被害者のベッドで“側管”から血管に刺入されている先端付近まで、異常な変色があることを発見しました」

点滴袋と、身体をつなぐ1本の管『点滴ルート』。

点滴ルート
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その途中には、薬剤を入れるための『側管』があります。変色していたのは、その側管から患者の身体へと続く部分。本来は透明なはずの点滴液が、茶色に変わっていました。古川容疑者が注射器を使い、大便を混入したとみられています。その後、被害者の容体は急変し、翌31日に敗血症による多臓器不全で亡くなりました。

側管から患者の身体へと続く部分
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警察によると、事件前、古川容疑者はスマートフォンを使い、こんな言葉を検索していたといいます。

古川容疑者(捜査関係者への取材から)
「便注入 死ぬか」

事件後、出勤停止となった古川容疑者。約3週間後、病院に連絡し、状況を尋ねたといいます。警察の捜査が続いていると伝えられると、こう話しました。

古川容疑者
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古川容疑者(病院の会見によると)
「そうですか。私もう戻れないですね」

言葉の真意は分かりませんが、その後、退職したということです。古川容疑者は容疑を否認しています。

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