
スピード違反などで山本太郎代表が辞任したことを受け、17日かられいわ新選組の代表選挙が始まります。また、党には勤務実態がない公設秘書の給与を巡る疑惑が浮上していて、警視庁などが捜査を進めています。
元秘書名義でレンタカー
山本氏
「私、山本太郎はれいわ新選組の代表を辞任します」
「国会議員にはもうなりませんよということです」
「(Q.地方(議員)は?)辞めた。やりません」
9日に政界引退を表明した、れいわの山本氏。理由の一つは去年10月、レンタカーで制限速度80キロの道路を時速149キロで走行し、大分県警に検挙されたことでした。
16日に取材したのは、1月まで山本氏の秘書だった渡邉勇磨さんです。レンタカーは、この元秘書名義で借りたものでした。
これは、山本氏との当時のLINEのやり取りです。
渡邉元秘書
「レンタカー会社から電話があり、警察の方が連絡をしてほしいと言われたと伝言を受け、何か思い当たることありますでしょうか?」
山本氏
「心当たりなし、です」
渡邉元秘書
「速度超過は彼なりに認識されていて、放置でいい、ステイでいいと、口頭で指示を受けました」
議員辞職翌日 警察に出頭
その1カ月後…。
山本氏
「(代表は)私がやらせていただくしかない。人生をかけてやらせていただきたい。もう1期、どうかよろしくお願いします」(去年12月)
山本氏は代表選に出馬し、5人が争うなかで再選を決めました。しかし、12月末になって元秘書のもとに出頭要請のはがきが届き、速度違反が避けられない事実となります。
すると、山本代表の3期目が始まったわずか1カ月後…。
「議員を辞職して、自分の命を守る行動に入ります」(1月)
血液のがんの一歩手前にあり、当面は政治活動を控えると公表しました。山本氏が警察に出頭したのは、議員辞職した翌日のことでした。
渡邉元秘書
「誠意をみせるために大分に出頭するから、出頭で都合の良い日を(大分県警に)聞いてほしいと言われて」
「現職の国会議員が出頭して何かしらの対応をするというよりは、議員じゃない状態で行った方がほとぼりが冷めやすいと思った可能性はありますね」
山本氏
「(Q.辞職とスピード違反が結びついていたのでは?)どう結びつくんですか。スピード違反をしたから、議員を辞めるということですか。そんな人いるんですか」(9日)
れいわ秘書給与問題で捜査
党には、秘書給与の疑惑も浮上しています。証言するのは、元衆議院議員の多ケ谷亮氏です。
多ケ谷氏
「一番給料の高い政策秘書の枠を貸してくれないかというお願いをされました」
多ケ谷氏は1年生議員だった際に、山本氏の指示で公設秘書の1人を党の業務をしていた人物にしたといいます。
公設秘書の給与は税金から支払われ、他の職務に就くことは原則禁止です。秘書の業務に支障がないと議員本人が認めれば兼務は可能ですが、多ケ谷氏の秘書が事務所に来たのは、年間で10日ほどでした。
多ケ谷氏
「特捜と警視庁と、最初に特捜の方からご連絡をいただいて、いろいろお話をさせていただいて、捜査に協力した」
この疑惑について、山本氏は次のように述べました。
「私たちは適法性を確認しながら進めてきた。嫌疑が持たれている状態で、何かしら協力を要請されるならば説明に協力する」(9日)
公設秘書は党の業務と兼務していただけで、違法性はないと強調します。
山本氏の辞任に伴う代表選は17日に告示されます。投開票は31日です。
(2026年7月17日放送分より)
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