17日、参議院予算委員会において、立憲民主党の田名部匡代議員が高市総理に質問した際、高市総理が総理陣営をめぐる誹謗中傷動画疑惑について自ら言及し、委員会室に激しいヤジが飛ぶ一幕があった。
田名部議員は冒頭、委員長に対し、「この間ですね、選挙の公平性、また政治への信頼に関わる民主主義の問題として、我が党の議員は中傷動画をめぐる問題を繰り返しこの委員会でも取り上げてきました」と発言した。また、事実関係を確認するため本日の審議に木下秘書の参考人出席を求めたが受け入れられなかったとし、改めて一連の問題に関する集中審議の開催を理事会で取り計らうよう求めた。
これに対し委員長は、「その件につきましては、後刻理事会にて協議しまた筆頭同士でもご協議をいただきたいと思います」と応じた。
その後、田名部議員は給付付き税額控除に関する質問を行い、「現在の社会保障制度では十分な支援が届いていない、こうした方々も給付の対象に加えるべきではないかというふうに考えるのですが、総理の見解を伺いたいと思います」と高市総理に答弁を求めた。
高市総理は、この質問に答える前に、田名部議員が前段で中傷動画疑惑の集中審議を委員長に依頼したことを受け釈明を行った。
だが、高市総理が「まず冒頭に申し上げたいんですけれども、中傷動画という話がございましたけれども、私自身、私の事務所、ともに中傷動画を作成したり、ましてや第三者に中傷動画の作成を依頼したことはございません。これまでの私自身の政治家としての矜持として…」と発言したところで、委員会室に複数のヤジが飛び、ざわつく事態となった。
高市総理がさらに「そしてまた誇りとしても選挙や総裁選挙におきましてですね、これは」と続けると、委員長が「はい、ご静粛に」と注意を促したが、議場からは「関係ないよー!」など複数のヤジが飛んだ。
高市総理は声のボリュームを上げながら「でも、でも、これはとっても大事なことです。中継も入ってますから。これはですね、絶対に私は他候補の誹謗中傷をしてない。そしてまた中傷動画を作ったとされる人もですね、『頼まれていない』ということを明言されていることをまず申し上げます」と発言した。
その後、高市総理は「その上で質問にお答えいたします」と述べ、給付付き税額控除などに関する回答に移った。
(ABEMA NEWS)

