
4月、川崎市でクレーンの解体作業中に3人が死亡し、1人が行方不明になっている事故で、現場から身元不明の遺体が見つかりました。
身元不明の遺体が見つかる

川崎市で4月、クレーンの解体作業中におよそ400トンの重りが落下し、男性作業員5人が転落し、3人が死亡しました。
このうちの1人の行方が分かっておらず、警察などは事故の当初から捜索を続けていましたが、3カ月以上が経った17日、海の中から身元不明の遺体が見つかったということです。
遺体は深さおよそ17メートルの海中にあり、堆積したがれきに体が埋もれた状態だったということです。
衣服は身に着けたままでした。
警察はこの遺体が行方が分かっていない男性作業員とみて、身元の特定を急いでいます。
(7月17日 17:00更新)
専門家 「フレームを傷つけた可能性」

製鉄所の敷地内で解体作業中だった大型クレーン。
フレームにはバランスを保つために、およそ500トンの重りが設置されていました。
5人は重りの上で重機によって振動を加え、内部のコンクリートを砕く作業をしていたということです。

その作業中に重りは落下し、足場が崩れました。
専門家は解体工法の問題点を指摘します。

芝浦工業大学 稲積真哉教授
「フレームの周りに重なっている状態で500トンのコンクリートが存在していた。フレームまで削ってしまった、もしかすれば事故原因の一つではないか」
警察などは業務上過失致死の疑いもあるとみて原因を調べています。
(5月7日更新)
■川崎 クレーン事故から1カ月 「フレームを傷つけた可能性」
解体工事2社に家宅捜索

事故から1週間となる14日、神奈川県警は解体作業を請け負っていた2つの会社に家宅捜索に入りました。
安全管理体制に問題がなかったかなどを調べます。
(4月14日更新)
がれき散乱で捜索難航
川崎市で7日、クレーンの解体作業中におよそ400トンの重りが落下し、男性作業員5人が転落しました。
そのうち3人が死亡し、死因はいずれも外から強い力が加わったためであることが分かっています。
1人が行方不明のままで、警察によりますと、10日も午前8時30分ごろから船からの捜索などが行われていますが、海の中にはがれきが散乱していて、沈んでいるとみられる重りの位置が特定できていないため、捜索は難航しているということです。
警察は専用の船を手配して、撤去作業をする方針です。
(4月10日更新)
400t「重り」掘削中に事故
解体作業を受注した会社によりますと、5人は事故当時、重りの上で内部にあるコンクリートを重機で削る作業をしていたことが分かりました。
(4月9日更新)
「茶色い水しぶきがバーンと…」

場所は、川崎区扇島の『JFEスチール東日本製鉄所京浜地区』。
警察によりますと、工事現場の足場が崩れ、4人がけがをして搬送。そのうち3人は、意識不明の重体です。また1人が行方不明で、海に落ちた可能性があるということです。
クレーンの解体作業中に、クレーンのバランスを保つための重りが足場に落下したということです。

大きな四角い穴が開いていて、穴の中には、捜索を行うダイバーの姿があります。
穴の周囲を見ると、地盤を支えていた鉄筋でしょうか。何本も切れて、海面に垂れ下がっている状態です。
事故の目撃者
「花火が爆発したような音だった。この辺で爆発が起きるわけじゃないだろうと見ていた。バーン、バーンと、子どもとかが驚いていた。茶色い水しぶきがバーンと、20~30m広がっていた」

事故の目撃者
「最初、大きなパチンと切れる音がして、見てみたら、落下するのが見えて。土煙が上がって。そのあと、しばらくしてドーンと音がして衝撃がきた。あの三角形のクレーンの右端に何かつっていた。たぶん、そこにつっていた大きなものが落ちた。落下するのが見えた」
現場のクレーンは、原料を船から下すために使われていたもの。

警察によりますと、重りの中はコンクリートで、その下に足場を組み、重りを解体しようとした際、重りが落ちて、足場が崩れたということです。行方不明となっているのは、重りの上にいた作業員です。
(4月8日更新)
川崎区扇島で40メートル級の足場が崩れ複数の人が落下か

川崎市の扇島で工事中の足場が崩れる事故が起きました。複数の人が落下したという情報があります。
川崎区扇島で7日午後4時20分すぎ、「40メートル級の足場が崩れ、複数の人が落下しました。海に落ちている可能性があります」と119番通報がありました。
消防によりますと、工事中の足場が崩れ、複数の人が落下した可能性があるということです。
消防など23台が出動し、救助などにあたっています。
午後5時すぎ、横浜市では15.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。
川崎市にも現在、強風注意報が発表されています。
(4月7日)
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