
中東情勢が再び緊迫化する中、円相場が1ドル163円台をつけました。およそ40年ぶりの円安水準です。
「有事のドル買い」流れ進む
「いつでも必要に応じ措置をとる。我々のスタンスは全く変わらない」
片山さつき財務大臣は、為替介入を匂わせ、市場を牽制(けんせい)しました。
中東情勢の悪化から、安全資産とされるドルを買ういわゆる「有事のドル買い」の流れが進み円相場が下落、1ドル163円台を付けました。この水準は、1986年12月以来、39年7カ月ぶりです。
1986年といえば、イギリスのチャールズ皇太子とダイアナ妃が来日し「ダイアナフィーバー」が巻き起こりました。
経済では、これまで1ドル200円以上だった水準から急速に円高が進行。高嶺の花だった海外旅行がブームになりました。
円高が進行した背景になったのは、前年に日本やアメリカなど5カ国がドル高を是正することで一致した「プラザ合意」でした。
木原稔官房長官
「為替については必要に応じて、いつでも適切に対応していく」
市場関係者は1ドル163円台の水準について、「163円は通過点で年内にも165円になる可能性がある」と指摘しています。
(2026年7月23日放送分より)
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