
福岡県議会の議長ポストを巡る金銭授受疑惑について、現金を要求された際に録音したとされるデータの会話相手が、中尾正幸前副議長の可能性が高いとする鑑定結果が明らかになりました。
「私が正しい」県議が鑑定
自民党福岡県議団 松尾統章会長
「県民の信頼を損ねたことに対して、会派の会長として責任を感じています」
金銭授受疑惑で揺れる自民党福岡県議団。27日に開かれた会派の総会に先立ち、若手県議から第三者委員会設置を求める申し入れがありました。
松尾会長
「若い期の先生のみならず、色々な議員から早く地元にきちっと説明をしたいと。第三者調査会とか委員会の(設置について)発言が色々あった」
録音データを巡っても、新たな動きがありました。
福岡県 吉松源昭県議
「これがその鑑定報告書です」
疑惑を告発した元議長の吉松県議。1000万円を要求された際に録音したとする音声データについて、当時自民党県議団の幹事長だった中尾前副議長の声と同じ可能性が高いとする鑑定報告書を公表しました。
相手
「あした、松本会長が荷物は預かります」
吉松県議
「ああ、そうなんですね。はい」
相手
「ちょっと大金やけん、管理しとかんと」
吉松県議
「ええ、そうですね」
吉松県議
「今回の鑑定の結果、あえてカツアゲという言葉を表現した、私の告発が正しいことが証明されたことになります」
別の議員も「現金渡した」
会見には元副議長の江藤秀之県議も出席し、中尾氏に500万円を渡したと主張しました。
江藤県議
「2019年の12月議会中に中尾・当時幹事長の方から、副議長就任に対して500万円いりますということは、はっきり言われておりました」
「茶色い紙袋の中に500万円を入れて、手渡しをしております」
「慣例だろうと、私は思っておりました。悪しき慣例を切るというのが、今回の私の目的でもある」
両県議は、日本弁護士連合会のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を県議会に求めると強調しています。
一方、中尾氏側は疑惑を否定しています。
中尾前副議長
「何度も申しますが、私はお金は受け取っていません。事実無根です」(24日)
吉松県議
「トカゲのしっぽ切りのように、中尾前副議長の辞職をもって幕引きなどということは断じて許されない。どういう事実があったのかということを、中尾前副議長には説明いただく必要があると思っています」
(2026年7月28日放送分より)
この記事の画像一覧
