
東京・上野からパンダがいなくなって、半年が経ちました。半世紀にわたって親しまれた上野動物園のパンダ舎も、来月その役目を終えることが決まりました。
【画像】ランラン・カンカンからシャオシャオ?レイレイまで…かつて日本で暮らしたパンダ
約50年間の歴史に終止符
上野動物園からパンダがいなくなって、27日で半年。およそ50年にわたって親しまれてきた、東園のパンダ舎。老朽化のため、来月解体されることが決まりました。
園内ではパンダ舎の歴史を振り返るパネル展が開かれ、多くのファンが思い出とともに振り返っていました。
15年毎日パンダを撮影 高氏貴博さん
「(シャンシャンが)ハンモックが大好きで、よくこの上で休んだり遊んだりしていました。パンダ舎と言ったら、上野動物園を代表する大事な建物だと思っていますので。一つの歴史が終わってしまうようで、とても寂しいです」
上野動物園にパンダが初めてやってきたのは1972年。日中国交正常化の象徴として贈られた「ランラン」と「カンカン」です。
一般公開初日には5万人以上が詰めかけるなど、社会現象となりました。
東園で最後に暮らしたのは、2017年生まれの「シャンシャン」です。
2023年に中国に返還されて以降、パンダの飼育は西園のみに。そこで生活していた「シャオシャオ」と「レイレイ」も今年1月、中国に返還されました。
パンダがいなくなって半年、「パンダの街」上野はどう変わったのでしょうか?
パンダ待つアメ横商店街
上野・アメ横商店街の土産物店には、今もパンダグッズが並んでいました。
アメ横商店街連合会 二木忠男名誉会長
「(売り上げは)若干下がった感じはしますけれども、『パンダがいないから』ということにならないように、上野はやっていかなきゃならないし、いつでも(再来日を)待ち受けている。我々としてはいつでも受け入れ態勢があるし、パンダが平和の架け橋であってほしい」
再び日本にパンダがやって来る可能性はあるのでしょうか?
パンダ外交について著書
東京女子大学 家永真幸教授
「中国にとって外交の重要な局面で、相手国との友好を演出するために(パンダを)これまで送り出してきています。中国側も日本側との友好を演出したいというタイミングはいずれ来るでしょうし。どこかでパンダが来る可能性というのはあると思いますが、今現在はそういう条件がそろっていないと、そういうことだと思いますね」
(2026年7月28日放送分より)
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