熊本・八代市中心部で家屋倒壊 火災や石垣崩落…被害続々 「車中泊」で過酷な一夜も

熊本・八代市中心部で家屋倒壊 火災や石垣崩落…被害続々 「車中泊」で過酷な一夜も
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 今回の地震では道路の崩壊、住宅の倒壊などの大きな被害も出ています。熊本県を中心に一時はおよそ20万人に避難指示が出されました。熱帯夜の中で、多くの住民が避難所で過ごしています。

【画像】熊本城の石垣が崩れ落ちる瞬間

宇城市では火災も発生

 震度7の地震が熊本を襲いました。一夜明けた八代市では、多くの建物が倒壊していました。

撮影者
「お、おっ、やばいっすね」

 運転中、突然の激しい揺れ。電線が大きく波打っています。

運転中、突然の激しい揺れ
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撮影者
「信号も止まった」
「停電ですね。びっくりした。タイヤがダメになったのかと思った。まだ揺れてる、もう一回揺れてるな」

 長く感じたという揺れ。地震による被害は至るところで起きていました。

割れたような状態の高速道路
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 高速道路では、通れなくなったトラックが止まっているような状況です。道路が車線をまたいで割れてしまっています。一切通れない状況です。そして中央のガードレールも曲がってしまっています。

 震度7を観測した宇城市では火災も発生しました。

火災も発生
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 建物からは火の様子が少し見えます。火がめらめらと住宅の中から出ているのが確認できます。

熊本城の石垣崩落

 10年前の地震被害から復旧工事中だった熊本城。情報カメラの映像には、激しい揺れの後、土煙のようなものが立ち上ります。

 近くにいた人が撮影した映像には、石垣が崩れ落ちる瞬間が映っていました。

石垣が崩れ落ちる瞬間
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撮影者
「え…うそ…」

 地震発生時、緊迫の様子を捉えた映像も。

撮影者
「お父さん!外に出るよ!」

 激しい揺れの中、必死に避難をする様子がうかがえます。

 動画の生配信中に地震に見舞われた人もいました。

撮影者
「あ、揺れた…待って、待って、待って。待って!待って!!」

 長く続く揺れに恐怖を感じたという撮影者。地震後には停電もしたといいます。

 激しい揺れによる被害は、震度6強を観測した八代市の工場でも。

折れてしまったとみられる煙突
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 煙突の上部が焦げてしまっている様子が確認でき、その下に目を向けてみますと、煙突が折れてしまったとみられます。

 この工場では、11人が閉じ込められ、うち2人は救助されましたが心肺停止。9人は安否不明となっています。

 八代市では、29日午前8時の時点で約1万2750戸が停電。復旧の見込みは確認中としています。

相次ぐ家屋倒壊

 暗くなった28日。八代市内の中心部では…。大通りはライトをつけた車で、渋滞が発生。県道は奥までずらっと車列が伸びていますが、全く動きません。

 市内の至る所では、緊急車両が夜通し行き交っていました。

遮断機は下りたまま
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 踏切の音は鳴り響いているものの電車は来ず、遮断機は下りたままになっています。

 住宅が立ち並ぶエリアに入ると、辺りは真っ暗です。

 国道沿いにあるこちらの家は、真っ二つに割れるような形で、家の中がむき出しになってしまっています。

原形が分からないほど崩れてしまっている家
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 原形が分からないほど崩れてしまっている家や、駐車場の横にある2階建ての建物。階段を残したまま、2階や壁などは崩れてしまっています。

 他にも、店の看板とともに2階部分が車道に崩れ落ち、瓦が地面に散らばり、傾いてしまっている家もありました。

大規模停電…人的被害も

 29日午前5時すぎ、辺りが明るくなり始めると、八代市内は停電しているのか、家の窓に明かりはともっておらず、空がより明るく見えます。

1階部分が押しつぶされた建物
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 八代市の中心部では、その被害の大きさを物語る光景が。瓦屋根の建物が、1階部分が完全に押しつぶされてしまっています。そして、その隣の建物も1階が斜めになってしまっています。

 他の建物も、1階部分がつぶれてしまっています。中を見ると車が止められています。その建物が完全に崩れてしまいました。

押しつぶされたかのように倒壊
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 屋根は地面にまで崩れ落ち、上から強い力で激しく押しつぶされたかのように、元の形をとどめていないほど倒壊しています。

 警察によると、八代市では倒壊した家屋で見つかり、病院に搬送された1人が死亡しました。警察は地震との関連を調べています。

「車中泊」で過酷な一夜も

 猛暑日となった28日、八代市では「車中泊」で過酷な一夜を過ごす人たちもいました。

地元住民
「(Q.きのうの夜はどうされた?)車中泊」

 地震で自宅にいることができず、車中泊で一夜を明かしたという男性。

車中泊で一夜を明かす
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「(エアコン)冷えてきたらエンジン切っての繰り返しで。30分おきぐらいに目が覚めるような状態」
「(Q.寝られない?)寝れないです」
「(Q.ガソリンは?)あとひとめもりやから…」
「冷凍庫に入れてあったペットボトルとかをいれて。食料品があったやつをそこ(クーラーボックス)に移して」

 停電で冷蔵庫が使えないため、クーラーボックスに食材などを移していました。

クーラーボックスに食材などを移動
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「(Q.エアコン使えない?)エアコン使わないと、絶対いられないような状態」
「(Q.きょうとか?)やばいですよね」
「車の外気温・夜中もずっと30℃」
「(Q.夜も暑い)暑い、暑い」

 避難所として開設されている駐車場はほぼ満車。再び余震がくるかもしれない恐怖から、「車中泊」をしていた人もいました。

車中泊した人
「私は車に乗って、妻とあと1人は中におる」
「テレビとか(情報)見られるから。あと余震もあるかどうか」
「(暑さも…)それもあるけど、エアコン入れてすぐ切って、またぬるくなったらまたエアコン入れる」

(2026年7月29日放送分より)

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