「イオンモール熊本」爆発、2キロ離れた酒店にも衝撃 周囲からは「すごく音が聞こえた」大量の酒瓶が割れる被害「お中元のタイミングとかぶってしまった」

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 熊本県で最大震度7を観測した大規模地震により、「イオンモール熊本」では爆発が起きたとみられ、建物の一部が崩落するなど、甚大な被害が広がっている。住民の生活は水や食料、交通など、住民生活の各方面に影響が広がっている。イオンモール熊本から約2キロ離れた場所で酒店を営む荒木拓也さんは、被災直後の店内の惨状や地域住民への炊き出し活動、そして今なお続く水不足への不安について語った。

【映像】地震で爆発、崩落したショッピングモールの内部

 イオンモール熊本で爆発が起きた際、荒木さんは店内にいたと説明した上で、「周りの知り合いに聞くとすごい音が聞こえたというので驚いていた」と当時を振り返った。

 地震発生の瞬間については、「店内で接客をしているところで地震が発生したので、お客さんを誘導して店外に脱出した。落ち着いたところでやっと店内をのぞくと、唖然とするような状況だった」と述べた。

 店内は酒瓶が大量に散乱しており、「棚には10年前の地震の教訓で紐を張っていたが、それを飛び越えるような揺れにより、一部は残っていてくれたが、大半が棚から崩れ落ちてしまって地面に叩きつけられた。床が剥き出しのコンクリートだったので、衝撃で完全に割れてしまっているものが大半」と明かした。

 また、10年前の熊本地震との違いを問われると、「横揺れが今回の方が激しかったように感じていて、左右に立っていられないくらい揺さぶられた。固定型の棚では全然対応できず、左右に振られると完全に瓶が落下してしまうような状況だ」と現状を語った。

 10年前の熊本地震では、2016年4月14日に震度7の地震が発生し、28時間後の16日に再び震度7の本震が襲った。その教訓を踏まえ、荒木さんは今後の地震への備えについても具体的に語った。「10年前は4月14日に被災し、夜営業後9時前後に被災して、15日に余震に気をつけながら片付けを行い棚に戻してしまった。その翌日16日にも同じような状況になったので、今回はそれを教訓に全く棚に戻さず、下に全部並べているような状況だ」と説明した。

 さらに、商品の損傷による経営への打撃についても深刻な実態が浮かび上がった。「お中元のタイミングとかぶってしまったので、8月お盆前の仕入れということでかなり仕入れていた分が、通常在庫よりだいぶ多いところが割れてしまった。これから仕入れる余力がどうなのかという問題がある上に、保険がお酒商品自体にはきかず、家屋にしかきかない」と経営への影響の大きさを語った。

 周辺地域の状況についても言及し、「断水がまだ続いているので給水車が回っているようだが、近くの小学校では給水車が空になって戻っていると聞いているので、水不足がこれから怖い」とした。

 一方で荒木さんの店では、地下水を利用した井戸があることから断水の影響を受けずに水を使える状況にあった。その点については、「奇跡的に地下水があったので、水を汲み上げることができた。できるだけ大量にお米を炊いて、朝から振る舞っていたところだが、やっぱりどうしても足りない。うちにあるお米の備えも限られている」と地域への支援活動の実態を明かした。
ABEMA NEWS)
 

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