
自民党福岡県議団の松尾統章会長が、熊本地震の発生から1時間半後に政治資金パーティーを開いていたことが分かりました。同僚の県議からは議員辞職を求める声が上がる一方、会長は「やってよかった」と話しています。
【画像】地震直後に県議が政治資金パーティー 福岡県知事「不適切ではないか」
福岡県でも最大震度5弱も
「みなさん、こんばんは。先ほど熊本で地震がございました。きょう恒例のビアパーティーです」
議長・副議長ポストを巡る、金銭授受疑惑に揺れる福岡県議会。声の主は福岡県議で、自民党県議団の松尾統章会長です。
「政治資金パーティーといった趣旨でありますので、高い会費の中、ご理解ご出席、本当にありがとうございます」
政治資金を集めるビアパーティーは、会費1人1万5000円。お笑い芸人もゲスト出演したといいます。
パーティーが始まったのは、熊本県で最大震度7の地震が発生した1時間半後でした。
「熊本地震の関係もありまして、今、電車が止まっております。そうした関係もあって、会場は空席もあります」
福岡県でも最大震度5弱が観測されましたが、パーティーは予定通り開催されました。
「正直やってよかった」
30日、松尾会長はこう話しました。
「受け付けも(地震発生の)午後4時半すぎには始まっていた。熊本地震で(パーティーを)取りやめる判断をする状況ではなかった」
「お笑いの方は乾杯後の余興プログラム。今となっては、不適切だなと思わないでもない」
県議会を巡る金銭スキャンダルが持ち上がるなか、パーティーを開催した理由については…。
「私自身も福岡県議会議員として、今この状況だからこそ、自分の言葉でしっかりと説明をしなきゃいけない」
松尾会長もかつて議長を務めていました。
「私は十数年前に県議会議長に就任しました。その際、金銭授受といったものは一切ありませんでした」
身の潔白を主張することも、パーティーを開いた理由の一つだと説明しています。
「私が決断しました。正直やってよかった」
議員辞職を求める声も
しかし、同僚の自民党県議からは冷ややかな反応もありました。
「地震直後の開催なんて、人として許せません。議員辞職をしたほうがいい」
福岡県の服部誠太郎知事も、地震直後のパーティー開催に苦言を呈しました。
「こういう時にそういう会合を、特に飲食を伴うようなものであれば、開くということについては、やはり不適切ではないか」
(2026年7月31日放送分より)
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