
横浜市長によるパワーハラスメントについて30日、第三者委員会が調査結果を公表しました。部下に「人間のクズ」「切腹だぞ」などといった言動の大半がハラスメントだと認定されました。
【画像】告発した幹部職員「ここまで断罪された市町村長がいたか」
7項目がパワハラ認定
横浜市 山中竹春市長
「職員の皆さんが安心して働き、率直に意見を述べられる環境に影響を与えてしまったことについて、心からおわびを申し上げます」
神妙な面持ちで頭を下げる横浜市の山中市長。市長による「重大なパワハラ」を認定した第三者委員会の調査報告書では、いびつな市政運営の実態が浮き彫りとなりました。
報告書でパワハラと認定されたのは「怒鳴る」「書類を投げつける」などの行為に加え、侮辱や人格を否定する発言です。
山中市長の発言(報告書から)
「ポンコツ」
「人間のクズ」
「スペックが低い」
中には、特定の相手を「ダチョウ」と呼んでいたケースも報告書から明らかになりました。さらには、職員に精神的苦痛を与えるような発言も。
山中市長の発言(報告書から)
「(国際会議を)誘致できなければ切腹だぞ」
また、特定の幹部職員らの市長室への「出入り禁止措置」や、人事権を背景にして職員を支配するなど、7項目がパワハラ認定されました。
調査委員 須山園子弁護士
「職員は市長の機嫌をうかがうことに終始し、入室前にきょうの機嫌はどうかとチェックし合うなど、心理的安全性が損なわれ、組織全体が極度に萎縮する事態を招いている」
山中市長は続投に意欲
いくつものパワハラを認定された山中市長は、次のように話します。
「人権意識を含めた認識について見直し、私自身がしっかり自分を律しなければならない。報告書の内容について争う気持ちはありません」
何度も顔をしかめながら、慎重に言葉を選びました。
これに対し、告発した幹部職員は次のように話します。
告発した横浜市元人事部長
久保田淳さん
「つまびらかになった瞬間に『ごめんなさい』と。誰がそれを本心からだと受け止めるんだという話。ここまで断罪された市町村長がいたのかということを、ご自身としてきちんと受け止めていただきたい」
山中市長は、続投に意欲を見せています。
山中市長
「ハラスメントを許さない組織を私自身が作り上げなければならない。今回の問題で最も求められていることだと思う」
(2026年7月31日放送分より)
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