「誰も刑事責任を問われないのは耐えられない」辺野古沖の転覆事故の遺族が会見

「誰も刑事責任を問われないのは耐えられない」辺野古沖の転覆事故の遺族が会見
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 辺野古沖の転覆事故で亡くなった武石知華さんの両親が30日に会見を行い、告訴に踏み切った理由について、「誰も刑事責任を問われないのは耐えられない」と語りました。

【画像】過去の修学旅行で抗議船に乗った際の映像を公開

学校側の責任も追及する決断

 事故から4カ月。遺族が初めての会見に臨みました。

武石知華さんの母親
「もしもう一度会えるなら、最初に言うのは『本当に会いたかった』。それしか言えないと思う。会いたくて、会って抱きしめてあげたくて仕方がない」

 今年3月、辺野古沖で小型船2隻が転覆。同志社国際高校の2年生で研修旅行中だった武石知華さん(当時17歳)が命を落としました。

武石知華さんの父親
「このまま時間が過ぎれば最悪の場合、亡くなった船長1人が被疑者死亡のまま送検され、不起訴となる。誰一人法廷で刑事責任を問われることなく終わってしまう。私たちには、それは耐えられません。4カ月間の葛藤の末の決断です」

告訴に踏み切った
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 知華さんの両親は、高校の校長や抗議船を運航していた団体の11人を刑事告訴。学校側の責任についても追及する決断をしました。

武石知華さんの母親
「知華は学校が大好きだった。告訴するということが、いいのかどうか悩んだ。知華の死に対して、責任は取ってもらうべきだと思う」

残された“宿題”は難しい

過去の修学旅行で抗議船に乗った際の映像
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 会見では、過去の修学旅行で抗議船に乗った映像も公開しました。

武石知華さんの父親
「危険はあの日、突然現れたのではありません。前から見えていたのです」

会見を開いた翌日、沖縄県で玉城知事と面会
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同志社国際高校 西田喜久夫校長
「安全は一応担保されていると考えていたというのが事実」

 同志社国際高校の校長は会見を開いた翌日、沖縄県で玉城知事と面会しています。

事故から2日後に…
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沖縄県の開示資料
「現在、ご遺族の方々がこちらにきており、ちょうど検死が行われている状況でございます」
「今後も同様に訪問させていただき、研修を継続していきたいと考えております」

 事故から2日後にもかかわらず、研修旅行の継続を表明していました。

武石知華さんの父親
「学校は1度も下見をせず、船長と安全の打ち合わせもせず、当日は2人の引率教員のどちらも船に乗らなかった。17歳の生徒たちをその船に乗せると決め、確認をせず、止められる機会をすべて素通りしたのは学校」
「妻がよく仏壇の前で…仏壇の前で独り言を言うが、知華が残した宿題は難しい。終わらせることできるのかな。よく言っている」

 31日、同志社国際高校が設置した第三者委員会は会見を行い、調査結果を公表します。

(2026年7月31日放送分より)

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