熊本35℃超 7万9000戸で断水続く バケツで水くみ

熊本35℃超 7万9000戸で断水続く バケツで水くみ
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地震が襲った熊本では31日、35℃を超える危険な暑さとなりました。今も7万9000戸で断水が続いています。

【画像】90代女性「つぶされた時、これでもう終わりと思った」

車中泊の女性 血栓症の疑い

愛知から応援
さくら総合病院 小林豊院長

「バイタルは安定している人ですね」

鹿児島DMAT看護師
「なので看護師だけで医者同伴なしで行こうと思っていて」

さくら総合病院 看護師
「看護師さんは鹿児島さんでうちのスタッフとリハ1人も連れて行けば」

小林院長
「仲良くね」

震災後、車中泊を続けていた
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 被災地医療の現場の最前線です。この日、診察を受けたのは、血栓症の疑いがある90代女性。震災後、車中泊を続けていたそうです。

小林院長
「場合によってはカテーテル入れて広げたりするんですけど。でも地震直後のこの状態ではそこまでの治療はできない」
「でも大事に至らなくてよかったです。緊急性のある病気だったら、どうしようかなと思ったんですけど」

「つぶされた時、これでもう終わりと思った」
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車中泊を続けていた92歳女性
「つぶされた時、これでもう終わりと思った。家で物が全部落ちてきて。本棚が倒れたのかな、もうおしまいと思ったけど、力のある限りはい出てきた」

小林院長
「エコノミークラス症候群とか血栓症ですね。こういった血がドロドロになって固まりやすくなる」
「もともと持病ですね、これが今回の震災をきっかけに症状がグッと悪くなる」

真夏の災害

 震度7を観測した氷川町の地域医療を担う「八代北部地域医療センター」。

 診療にあたるのは、愛知から応援に来た医療チームです。

 29日に現地に到着し、自らも被災者である地元スタッフの支援にあたります。

「元気な人が多数入って、困った人を支えることが重要」
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小林院長
「被災者である医療従事者、被災者である警察、被災者である消防、被災者である行政、被災者が一般被災者を支える、とんでもない状態になっている。元気な人が多数入って、困った人を支えることが重要」

 さまざまな災害に対応していたスタッフも今回は「初のケース」です。

さくら総合病院 小林豊院長
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小林院長
「(過去にも)発災直後の超急性期の医療を担ってきたが、今回は“初めて”の夏。停電と断水が広域で起きたので、災害が起きる時期としては最悪」

 その最悪の状況は続きます。

断水続く バケツで水くみ

 熊本県八代市です。強い日差しで、立っているだけで汗ばむ夏の暑さです。セミの鳴き声が鳴り響く中、31日も住民が水をくみに来ています。

停電が復旧見込み
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 猛暑日となった八代市。九州電力は31日の夕方には県内の停電が復旧する見込みだと発表しました。ただ、水はまだ復旧していません。

給水に来た人
「2リットル7本。きのう1回来て(きょうで)2回目」
「トイレが使えないので(水を)控えたりとか。本当はいけないと思っている。(水の使用を)制限したりとか」

 自衛隊も、頼みの綱の水を切らさないよう、懸命の活動が続きます。

 八代市に2人で暮らす、80代夫婦の家を取材させてもらいました。

80代夫婦の家を取材
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80代夫婦
「(Q.エアコンがつくのはどう?)助かる。もう熱中症で倒れる」

 電気は通っているものの、問題はやはり「水」です。

炎天下のなかバケツ2杯分の水を持ってきた
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 炎天下、86歳の夫が、バケツ2杯分の水を持ってきました。ただ、トイレ1回で、バケツ1杯分がなくなります。

夫(86)
「一回(トイレ)使えば終わり。一回一回(水を)入れないといけない」

妻(84)
「お風呂が大変。お湯を沸かして体拭いたり、残りをかぶったり」

水筒で洗い物を減らす
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 洗い物を減らすため、紙皿や割り箸を使い、コップを使わないよう水筒のコップを使います。


「これいっぱい飲んでしまうとな…」
「(Q.水をお茶に?)これは麦茶」

「今までの水がありがたかった」
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「(給水は)感謝します。自衛隊の人も、こんな暑い中」
「本当に今までの水がありがたかった。今は辛抱しているし、花に水やるのも洗い物に残した水をかけてやらないと枯れてしまう」

 発生から3日が過ぎようとしている被災地。死者は日ごと増え、35人となっています。

(2026年7月31日放送分より)

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