昭和レトログッズ専門店 2万点以上品揃え 誰が何を買う?昭和知らない世代にも人気

昭和レトログッズ専門店 2万点以上品揃え 誰が何を買う?昭和知らない世代にも人気
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 ずらりと並ぶ昭和の雑貨や家電。2万点以上の品ぞろえを誇る、昭和レトログッズ専門店。一体、誰が買い、どう使うのか?達人の手で懐かしの家電がよみがえります。

【画像】この穴に“あるもの”を置くと…一体、何のための“昭和家電”?

店の商品はすべて現役

世界も注目する店
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 外国人も絶賛する昭和レトログッズ専門店。一体、誰がどんなお宝を求めてやってくるのか?

 ウワサのお店があるのは福岡市。年に一度の「博多祇園山笠」でにぎわった町に、世界も注目するその店はありました。

 足を踏み入れると、まさに昭和にタイムスリップ。所狭しと、2万点以上の昭和レトログッズが並びます。

来店客(80代)
「昭和の体に染み込んだモノを見るのが楽しみ」

40年ほど前の未開封の洗剤も
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 およそ80年前の黒電話。レトロな一点物のホーロー看板の数々や、なんと40年ほど前の未開封の洗剤!ちなみに3300円です。

商品はすべて現役
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 そして、懐かしい真空管ラジオなどの昭和家電もずらりと。さらに驚きなのが、ブラウン管テレビも、店の商品はすべて現役です。

店主の大場敬志さん(73)
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 この家電たちを蘇らせているのが、店主の大場敬志さん(73)。自らの昭和レトロ好きが高じ、23年前に店をオープンさせました。

宮城県から(20代)
「(Q.気になるモノありました?)初めて見るものなので、何か分からない」

キッチン家電で何をつくる?

何だか分かりますか?
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 突然ですが、ここで昭和レトロ家電クイズ。皆さんはこれ、何だか分かりますか?

 ヒントはキッチン家電。この穴にあるものを置きます。正解は…。

昭和40年代のゆで卵器
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大場さん
「これは『ゆで卵器』。電源を“入”にして、終わると切れます」

半熟卵もご覧の通り
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 昭和40年代のゆで卵器、6600円。少量の水を入れ、卵をセットしたら、わずか8分。水の量でゆで加減を調整でき、半熟卵もご覧の通りです。

海外のSNSでも注目されている
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 唯一無二の昭和レトログッズ専門店。23坪ほどのお店ですが、実は海外のSNSでも「品ぞろえとカラフルさは圧倒的!サプライズな店ね!」「古い家電が動くんだ!訪れる価値あり!」と注目されています。

古いものは「頑丈で長く…」

山口県から車で3時間かけ来店
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 この日訪れたのは、アメリカ出身の夫婦。店の噂を聞き、山口県から車で3時間かけてきました。

アメリカ出身 デイビッドさん
「アンティークが大好き。レトロなモノは素晴らしい」

 興味津々のお宝探し、まず足を止めたのが…。

100年以上前の電話機
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デイビッドさん
「これが何か分かる?」
「モシモシ」

 明治42年、100年以上前の電話機。着信だけですが、今も使えるそうです。

デイビッドさん
「祖父の時代のモノだね」

 そして、気になったのが…。

祖父のことを思い出し懐かしむ
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デイビッドさん
「これはレコードプレーヤーだね。私の祖父はハンドルを回すタイプの古いレコードプレーヤーを使っていました」

 祖父のことを思い出し懐かしむデイビッドさん。

デイビッドさん
「古いモノは得てしてシンプル。そしてシンプルなモノは素晴らしい。ニッポンの職人が心を込めて作ったモノには大きな価値があります」

 そして、お眼鏡にかなったのは、およそ50年前の日本製コーヒーミル。1万3200円。

およそ50年前の日本製コーヒーミル
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デイビッドさん
「とても頑丈そうだ。古いものは頑丈で長く使えるんだ」

 当時のカタログを見ると、価格は6200円。食生活の洋風化が進む当時、憧れのハイカラ家庭用品として人気でした。

“酒のアテ”に?

 46歳の男性が熱心に見ているのが、プラモデル?「ここはすごい」と感動気味です。

中身はもちろん組み立て前
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来店客(46)
「当時の値札が貼られてるんですよ」

 当時の値段は180円。中身はもちろん組み立て前です。

来店客
「貧乏だったので買ってもらえなかった、親から。だから今になって爆発しているのかな」

購入したのは、国産の自衛隊機
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 少年時代、欲しくても手に入らなかったプラモデル。購入したのは、国産の自衛隊機、1100円。早速、帰って組み立てるのかと聞くと…。

来店客
「酒のアテですね、きょうの」

組み立てるのではなく、眺めるのがいいそうだ
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 え!?お酒のアテ?男性が送ってくれた自宅の動画を見ると、うずたかく積まれたプラモの箱の山。実は、組み立てるのではなく、眺めるのがいいそうです。

来店客
「ガッツリ積んであるのを見ながら酒を飲める」
「(Q.プラモデルを見ながら飲むお酒は?)もう格別です」

レトログッズ買い続ける客も

常連の木下さん(75)
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 この店の常連、木下さん(75)。まず購入したのは、昔、駅などにかけられていたホーロー製の温度計、5500円。企業広告が入っているのが、ポイントだとか。

企業広告が入っているのが、ポイント
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佐賀県から 木下さん(75)
「これが入るということはモノがいいから入っている」
「これにしましょう。もう瞬間的にコレと思った」

 さらに、かなりの年代モノと思しき、振り子時計もお買い上げ。

振り子時計もお買い上げ
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木下さん
「昔の家はどこの家にも振り子の時計あったでしょ。振り子のボーンボーンボーンという音がいいなと思って」

 10年にわたり、この店でレトログッズを買い続けている木下さん。なぜなのか?追跡させてもらいます。

“あの頃”を懐かしめる空間に

至る所に昭和の面影が
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 向かったのは古民家、木下さんの実家です。中に入ると、蓄音機やステレオ、黒電話に扇風機まで、至る所に昭和の面影がありました。

 テレビはもちろん白黒。そこは、まさに昭和のお茶の間。でも、なぜ?

木下さん
「私が小さい時のイメージを再現したかった」

 実は木下さん、仕事を辞めたのを機に、かつて両親と兄弟5人で暮らした実家を、そのころを懐かしめる空間にしたいと考えたといいます。

 懐かしい居間に兄弟を呼び、テレビを囲み、楽しかった昔話をしたいとか。

木下さん
「テレビを中心に(家族が)円を描いていた。精神的には、そのころの年代に戻れる」

昭和を知らない世代にも人気

 2万点以上の商品をそろえる昭和レトログッズ専門店。

昭和を知らない世代も増えている
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来店客(20代)
「こんなのないですもんね、今。これでチャンネルを変えるのかな?」

 昭和を知らない世代も増えています。

来店客(20代)
「ヤバいんだけど、昔のお金なんだけど。日本のお金ですよね?1円玉じゃないんですか?10銭、10銭聞いたことない」

来店客(20代)
「何これみたいな」

来店客(20代)
「初めて見るワクワク」

 シニアには懐かしく、若者には新鮮。それが昭和レトロ!みなさんが驚くのが、店の商品がすべて現役、使用可能だということです。

昭和家電を自ら修理・復活

 この日、古びたラジオと向き合うのが店主の大場さん。

古びたラジオと向き合う
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「交換しないといけない部品があるので、あらかじめ全部交換します」

大場さんは、大手家電メーカーの元エンジニア
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 実は店主の大場さんは、大手家電メーカーの元エンジニア。仕入れた動かない昭和家電を自ら修理・復活させます。

 およそ60年前の真空管ラジオ。まずは、消耗部品をすべて新品に交換。断線がないかを確認し、電源を入れると、音も復活し、早速修理完了かと思いましたが…。

「(ボリュームを)しぼり切っても音が出ていますから、直さないといけないです」

 音量が調整できません。つまみが壊れているようです。

「ここからは真面目にやらないと」

 しかし、つまみを交換しようにも半世紀以上前のラジオ、新しい部品はありません。

似た形の部品を用意するが…
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「この形状に近いモノを工夫して使う」

 似た形の部品を用意。しかし、長さが合いません。

「工夫しないといけないですね」

手作業で整え…
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 手作業で削り、長さを整え本体へ。肝心の音量調整は…音をうまく調整できました。みごと復活です。(※修理のみの依頼は受け付けていません)

みごと復活
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「(Q.昭和家電の良さは?)自分で修理ができること。ダメなところを交換できるから。だから長く使える」

自宅に驚きの光景

薬局でおなじみのマスコット
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 2万点以上のグッズの中には、誰が買うのか気になってしまうものもあります。

 薬局でおなじみの昭和から長年愛され続けるマスコット。かなり大きく、値も張りますが、誰が買うのでしょうか?

昭和の雰囲気が人気の居酒屋
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 以前購入したお客さんを訪ねました。そこには、赤ちょうちんに照らされたおなじみのマスコットたちがお出迎え。

大隈正智さん(72)
「(客から)『カワイイ』と言われますね。『カワイイ店ですね』と」

 昭和の雰囲気が人気の居酒屋。店内は「昭和グッズ」でいっぱい。お店のインテリアとしても人気だといいます。

 夫婦で来店した、マンション管理の会社に勤める山下さん(65)。ボーナスが出て、自分へのご褒美を探すこの時間が幸せだとか。

ボーナスが出て、自分へのご褒美を探している
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“昭和グッズ”常連客 山下さん(65)
「本当に至福の時というか、落ち着きますよ」

 目にとまったのは、なんとも意外なモノでした。

観賞用として売られる昭和の飲み物を次々と購入
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山下さん
「ここにコーラスあるやんか。コーラス、これを買おう」

 それは、およそ50年前のビン入り乳酸菌飲料、4400円。さらに、中身入りです。もちろん飲めませんが、観賞用として売られる昭和の飲み物を次々と購入。

山下さん
「これは(テンションが)上がりましたね」
「(Q.中身が入ってないとダメ?)私は大体そう。その当時飲んでいたモノが、今は飲めませんけど、(ビンと中身が)一緒にあるだけで全然違う」

 一体これをどうしているのか?自宅にお伺いすると、驚きの光景が広がっていました。

自宅にお伺いすると…
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 そこにはずらりと並んだ懐かしの昭和のキャラクターたち。そして、当時のままの未開封のビン入りドリンクが所狭しと置かれています。

山下さん
「この辺ですね。ここに入ります。こういうところに置くとカルピスが見えるようになる」

 なんとも奥深き、昭和レトロの世界。人生で一番楽しかった少年時代、それを思い起こさせ、癒やしを与えてくれるのが、およそ1万点の昭和グッズたち。

山下さん
「どれぐらいは使ってるんでしょうね。1000万はいってるかな…」

 出演NGの妻は、夫の趣味にあきれ返っているそうですが…。

妻は、夫の趣味にあきれ返っているそうだが…
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山下さん
「私がコロッといったら、売れば財産になりますから」

 唯一無二のレトロショップには、昭和を愛する人たちが日々集まっていました。

(2026年7月30日放送分より)

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