「ハリセンボンの針は1000本ない」 “ざんねん”すぎる生き物たちの意外な生態

「ハリセンボンの針は1000本ない」 “ざんねん”すぎる生き物たちの意外な生態
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累計発行部数555万部を突破した大ヒットシリーズ「ざんねんないきもの事典」が、東京・池袋のサンシャイン水族館と再びコラボレーション。生き物が大好きなテレビ朝日の佐藤ちひろアナウンサーが、飼育スタッフの與倉陵太さんの案内で、生き物たちの意外な“ざんねんポイント”を探りました。

【画像】ハリセンボンのざんねんポイントは?

ハリセンボンは膨らむと泳げない

最初に紹介されたのは、敵が近付くと体を膨らませるハリセンボンです。

佐藤アナ
「いました!いました!かわいい。ハリセンボンですか?おめめ意外と大きいんですね」

サンシャイン水族館 飼育スタッフ 與倉陵太さん
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與倉さん
「佐藤さん、ハリセンボンといえば、どういったイメージを持たれていますか?」

佐藤アナ
「敵が近付くと膨らむ、トゲトゲしてるイメージです」

ハリセンボンの針は平均で、およそ370本
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與倉さん
「まさにその通りです。ハリセンボンは名前の通り針が1000本あると思われがちですが、実は1000匹くらい数えたところ、平均でおよそ370本」

さらに、体を膨らませた時に泳げないし、ご飯も食べられないという大きな弱点があります。

ハリセンボンは、口から大量の海水を飲み込んで体を膨らませます。海水で腹がいっぱいになるため、その間は何も食べられず、泳ぎも不自由になります。

ハリセンボンのざんねんポイント
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「この状態だと、泳ぎ回ることもできないので、場合によっては波に流されて海岸に打ち上げられてしまって、そのままということもあったりする。ちょっと残念なポイントです」

敵に襲われると“裸”に

続いて紹介されたのは、マダガスカル島の森林などで暮らすバクチヤモリというヤモリの仲間です。体に対して手足が短く、大きな目を持つことなどから、ペットとしても人気があるといいます。

バクチヤモリの残念な特徴は、敵に襲われると“裸”になることです。

バクチヤモリのざんねんなポイント
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與倉さん
「多くのトカゲは敵に襲われると『自切』といって、しっぽを自ら切り離して逃げるんですが、バクチヤモリは少し変わっていて、敵に襲われるとウロコが外れるんですね」

佐藤アナ
「自分ではがせるんですか?」

與倉さん
「自分ではがせます。そして、ウロコが剥がれている間に逃げるという」

バクチヤモリの名前の由来
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ウロコが剥がれた姿が、バクチに負けて身ぐるみを剥がされた状態に似ていることから、「バクチヤモリ」という名前が付けられたと言われています。

ハリネズミ
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次は、およそ5000本の針を持つと考えられているハリネズミです。慣れないにおいや環境に直面すると、口から泡を出して針に付ける「アンティング」と呼ばれる行動を見せます。その際の表情が「鬼のような顔」に見えることが、残念なポイントです。

ざんねんポイント「鬼のような顔で泡をはく」
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さらに、敵に襲われた際には針を立て、丸くなって身を守りますが、完全に安全とは限りません。

丸まった状態では、他の動物も手や足を出せない“最強モード”になります。しかし、ハリネズミも長時間その状態を続けることはできません。

丸まった状態は最強モードだが…
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「もう大丈夫かなって顔を上げた瞬間に『あ』みたいな感じで。ただ、丸まっている状態が続くと移動もできなければ、ご飯も探しに行けないので、非常に残念っていう感じですね」

雨粒で葉から落ちるカエル

グラスフロッグ
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葉と同じような色をした小さなグラスフロッグ。体長はわずか2センチから3センチで、腹側が透明になっていて、内臓などを見ることができます。

腹が透けているため、葉にとまっていても影ができにくく、天敵から見つかりにくいといいます。しかし、小さく軽い体には驚くほど繊細な一面があります。

雨粒が葉に当たった衝撃で落下し死ぬことも
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グラスフロッグは隠れる能力に優れる一方、体が小さく、体重も非常に軽いため、雨粒が葉に当たった衝撃で落下し、死ぬこともあるといいます。

アロワナ
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最後に登場したのは、およそ1億年前から姿形を変えていない、いわゆる古代魚のアロワナです。他の魚とは一風変わった外見に加え、食事の方法にも残念なポイントがあるといいます。

佐藤アナ
「口の形が特徴的ですよね」

與倉さん
「素晴らしい着眼点です!口の形が上を向いていますよね」

残念なポイント「食事はもはや飛ぶしかない」
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残念なポイントは「アロワナの食事はもはや飛ぶしかない」です。実はアロワナは泳ぐのがあまり速くないので、水中で餌(えさ)を捕まえるのが苦手なんです。そのため、空中に浮いている餌をジャンプして食べるようになったと考えられています。

(2026年7月17日放送分より)

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