
復旧に向けた動きが進む熊本では、観測史上初めて40℃を超える「酷暑日」となりました。7人が死亡したイオンモールの爆発事故で亡くなった女性の告別式が行われました。
総理が現地視察
観測史上、最も暑くなった熊本県です。ただでさえ過酷な暑さ。屋外での重労働は山積みです。
家を片付ける人
「当たり前でこたえる。普通にいてもこたえる。普通に生活されていても、多分こたえてると思う」
いまだ8383人(3日午後2時時点)が、避難所での生活を余儀なくされています。断水は、およそ4万5000戸で続いています。
高市早苗総理大臣は熊本を訪れ、ヘリから手を合わせる写真を投稿しました。
死亡女性の告別式
38人が亡くなった今回の地震。救える命は、なかったのでしょうか。
大竹さんのバレー部の後輩
「何も考えられない。まさか先輩が、頭が真っ白で」
イオン内の雑貨店で勤務していた大竹玖瑠美さん(22)。地震で、一度は助かった命。その後、何があったのでしょうか。
大竹さんが勤務していたのは、2階にある雑貨店。最も損傷が激しかった南側の中央部分です。
地震発生後、イオンから避難した大竹さんともう一人の従業員。この時、大竹さんは避難した駐車場でおばといとこに会っています。そして、こう告げたそうです。
玖瑠美さんの親族
「(玖瑠美さんが)『売り上げを金庫に入れに行かないといけない』と。いとことおばが聞き、止めている」
2人は店内に戻ります。その5分後…。
玖瑠美さんの親族
「(会社側は)玖瑠美ともう一人が『携帯しか持ってきてないから、荷物を取りに行きたい』と言ったので(会社は)『よかったら、可能だったら売り上げを金庫に入れてほしい』と言った」
当初、会社側の説明では、2人が「荷物を取りに戻る」と言い、その後に「金庫に売り上げを入れてほしい」と頼んだと話していました。
“売り上げ金を金庫に”店謝罪も…
玖瑠美さんが勤務「ハビタ」
上野景真代表取締役
「ご遺族の皆様に深くおわびします」
ただ2日、通夜に参列した会社から、新たな事実が明かされました。
玖瑠美さんが勤務「ハビタ」
湯瀬剛二取締役営業部長
「私がちょっと錯綜(さくそう)していて、従業員が『荷物を取りたい』と言ったのは、私が『金庫に入れてほしい』と言った“あと”」
玖瑠美さんの親族
「『荷物を取りに行きたい』というのは、(言った順番が)逆だった?湯瀬さんが店長に、『売り上げを金庫に入れて帰って』と言った?」
湯瀬取締役営業部長
「錯綜していた…」
玖瑠美さんの親族
「言い訳しないでください。錯綜じゃなくて、きちっと言ってください。『売り上げを金庫に入れてくれ』と言ったのが“先”ですね?」
湯瀬取締役営業部長
「先です。はい…」
玖瑠美さんの親族
「私から電話があって、すり替えただけでしょ?」
湯瀬取締役営業部長
「そういうことになります」
玖瑠美さんの親族
「認めてください。玖瑠美いないんですよ。命なくなってるんですよ」
つまり、「金庫に売り上げを入れてほしい」と“先”に頼み、「荷物を取りたい」という話はその後聞いたということです。
玖瑠美さんの母親
「娘はもう帰ってこない。しっかり真実を話してください」
「止めてほしかったです。帰れと言ってほしかったです」
(2026年8月3日放送分より)
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