「ずっと手を挙げてるんですけど…」記者が日米協調介入を追及「バケツの底に穴が開いてるようなもので円売り止まらない?」「家計は苦しいがインフレにさえすればいい?」 片山大臣の“表情”と回答は

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【映像】記者が質問→片山大臣の“表情”(実際の様子)

 4日、閣議後の会見で片山さつき財務大臣が記者からの「円買いの日米協調介入」についての質問に答えた。記者が質問する中、片山財務大臣が厳しい表情を見せる一幕もあった。 

【映像】記者が質問→片山大臣の“表情”(実際の様子)

 会見終盤、記者の「ずっと手を挙げてるんですけど、最初から」という声が響いた。 

 その後、司会者が「残り一問になります。他いかがでしょうか?」と促すと、同じ記者が「いいですか? 最初から挙げているので。いいですか? はい、じゃあ」と述べた後に、すでに片山財務大臣が「介入の効果について特にお答えすることはありません」とこの会見で回答していた日米協調介入について質問を開始した。

 記者は「私、15年前の協調介入をワシントンで取材をしましたけれども、アメリカが協調介入するのは異例のことです。これは日本ではもう賄いきれない、アメリカがある意味では助けなければいけない、それだけ危機が高まってるということなんじゃないでしょうか? 日本発の金融危機が起こることをアメリカ側が恐れてこういう協調介入に踏み切ったんじゃないでしょうか?」と質問した。 

 片山財務大臣がこれまでの質疑とは異なる厳しい表情で質問に耳を傾ける中、記者はさらに「そして、この協調介入の背景は、やはり高市政権の責任ある積極財政なるものがマーケットの信任を得られなくて円売り圧力が止まない点にあると思います。この中核的な問題が解消されない限り円売り圧力が弱くならないと思いますけど、日銀やアメリカの財務省がいくら円を守ろうとしても、日本の高市政権や財務省がこれだけ拡張的な財政政策を続けている限り、バケツの底に穴が開いてるようなもので円売りは止まらないんじゃないでしょうか? それを改める考えはないでしょうか?」と質問を続けた。 

 最後に記者は「これはおっしゃると思うので事前に聞きますが、高市政権は『債務残高の対GDP比を安定的に引き下げる』と言ってますけれども、これは分母の名目GDP、つまりインフレ率が高まりさえすれば国の財政的には大丈夫なわけです。高市政権として、財務省として、インフレ政策、つまり、家計は苦しいですけどインフレにさえすればいいと思ってるんじゃないでしょうか?」と問うた。 

 これに対し、片山財務大臣は「昨日、記者会見をいたしまして、日米の円買い介入は28年ぶりでございますが、私の方からもベッセント財務長官の方からも各々の同時刻に発表しておりまして、それ以上申し上げることはございません。また、(ベッセント財務長官は)日本のアベノミクスという言葉を使っておられましたが、アメリカ側の日本のロバストな(確固たる)経済対策に対する評価は非常に高く、そのことは明記されていたというふうに考えております。お答えは以上です」と回答した。 

 だが、同じ記者はなおも「私、アベノミクスって言ってませんけど」と発言した。
 
 この発言に片山大臣は取り合うことなく、司会者が「それでは、大臣この後お時間ということですので、こちらで終了させていただきます」と会見を締めくくり、片山財務大臣は「はい、どうもありがとうございます」と会見場をあとにした。

ABEMA NEWS)

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