アメリカでは秋の中間選挙まで3か月をきり、各地で予備選挙が終盤を迎えています。野党・民主党ではミシガン州でイスラエルへの軍事支援に反対する急進派の支持が伸び、激戦となっています。
中西部ミシガン州は11月の中間選挙で上院の勝敗を左右する州のひとつで、4日に予備選挙が実施されます。
民主党の候補者選びでは、デトロイト市の公衆衛生局長を務めた急進派のアブドゥル・エルサイード氏と、党内主流派の支持を受けるヘイリー・スティーブンス氏が候補者の座を争っています。
エルサイード氏はイスラエルへの軍事支援の停止と、格差の是正や国民皆保険の導入などを訴えて、草の根の支持がひろがりました。
エルサイード氏「今こそ私たちは立ち上がり、イスラエル、エジプト、ヨルダン、サウジアラビアなどの外国政府に対して無条件な軍事援助をしないと決断すべき時だ。私が納税した税金はミシガン州に使ってほしい」
テレビ討論会でもエルサイード氏は、スティーブンス氏がイスラエルを支援するロビー団体から多額の政治献金を得ていると厳しく批判しました。
中間選挙では、トランプ大統領が始めたイランとの戦争への不人気から与党・共和党の苦戦が伝えられています。
対する野党・民主党では、イスラエルへの支援や大胆な格差是正策を巡って主流派と民主社会主義を掲げる急進派との主導権争いが激しさを増していて、ミシガン州の結果が全米の選挙情勢に大きな影響を与えるとみられています。(ANNニュース)
この記事の画像一覧こんな記事も読まれています

