
れいわ新選組が6日、党名を「いのちの党」に変更することを決定しました。秘書給与を巡る還流疑惑について、新体制としてどう対応するのでしょうか。
公設秘書の事務所勤務 年間約10日
れいわ新選組 山本太郎代表
「国会の野良犬、山本太郎でございます」(2019年)
かつて全国に吹いた「れいわ旋風」。カリスマ・山本太郎代表の引退で正念場を迎えます。
新たな代表が選出された6日、れいわ新選組は新しい党名を「いのちの党」にすると発表しました。
これに伴い、ホームページには「公式グッズほぼすべて50%オフ特別セール」のお知らせが掲載されていました。
れいわ新選組 党本部
「党名が変わると、もう売れなくなってしまうので、値下げして売り切ることにしました」
新たな船出の足かせとなるのが「秘書給与疑惑」です。
元れいわ新選組
多ケ谷亮前衆議院議員
「一番給料の高い政策秘書の枠を貸してくれないかとお願いされました」
前衆議院議員の多ケ谷氏は初当選直後の2021年、山本前代表から依頼され、国から給与が支払われる公設秘書に、名義上、党の職員を充てることになったと明かしています。
しかし、この公設秘書が事務所で働いたのは年間で10日ほどだったといいます。
「秘書さんを1枠取られるだけ。僕らにとって何のメリットもなく、議員には痛い」
衆議院によれば、原則として秘書の「兼職」は禁止です。議員が認めて兼職届を出せば可能ですが、多ケ谷氏は当時、秘書はボランティアで党に行っていたという認識で、届けは出していなかったといいます。
「さすがにキックバック」
事情が変わったのは2024年、2期目に入った時です。公設秘書枠を差し出す見返りとして、党が金を配ることになったという連絡が、会計担当者から入ったといいます。
「『山本代表の命で以下のようになりました』と。『政策秘書の枠を差し出せば35万』『第1秘書の枠を差し出せば30万』『第2秘書の枠を出せば25万』というLINEがポンと来た。今も携帯に収まっていますけれども、これを見た時に、これはまずいでしょう、さすがにキックバックでしょうと」
多ケ谷氏は違和感を覚え、2期目以降、公設秘書枠を差し出すことを断りました。
秘書給与の還流疑惑について、山本前代表は先月9日、こう説明しています。
「私たちは適法性を確認しながら進めてきた。嫌疑が持たれている状態で何かしら協力を要請されるならば、説明に協力する」
山本譲司新代表もこう反論します。
「公設秘書を党のスタッフとして使うことはないですし、秘書の業務として党の業務も当然やる。適法であると申し上げてきた」
(2026年8月7日放送分より)
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