
千葉県内では20回以上、記録的短時間大雨を観測し、災害の危険度が急激に高まっています。この影響で、県内を走る複数の鉄道で昼までの運休が決まっています。
帰宅時間直撃 冠水相次ぐ
稲光が見えるなか、懸命に交通整理にあたる消防隊員。冠水した道路を歩く男性が道を急ぐ理由は…。
「(Q.これからどちらに?)保育園のお迎えに。この辺はすごいですね、住んでまだ3年くらい。こんなのは初めてです」
帰宅時間を直撃した大雨。水につかりながら歩く人の傘が、次々と強風でひっくり返ってしまいます。中には転びそうになる人もいました。
自転車も車輪の半分まで水につかった状態で走行。途中で諦め、手押しに切り替えます。
時間が経つにつれ、雨はどんどん強さを増していきます。
県内で3人死亡1人心肺停止
大雨による被害の実態も明らかになってきています。
市川市二俣では増水した川も確認できます。この辺りで、冠水した道路に男性が浮いていると消防に通報があったということです。
県によりますと、市川市で60代から70代とみられる男性が冠水した道路に浮いているのが発見され、死亡が確認されました。
また、八千代市上高野でも30代から40代とみられる男性が冠水した道路で浮いているのが見つかり、死亡しています。
千葉県柏市でも、坂道の下で停車した白い車。冠水した道路で動けなくなった車の中に高齢の女性が閉じ込められ、心肺停止の状態で病院に搬送されました。
このほか、佐倉市でも車に閉じ込められた66歳の女性が死亡しています。
千葉県内では、これまでに合わせて3人が死亡したほか、女性1人が心肺停止となっています。
駅や成田空港で足止め続出
午後7時すぎ、成田空港に直結する駅は、混乱状態になっていました。
駅員
「京成線、本日発生いたしました大雨の影響を受けまして、当駅を発車するすべての電車は運転を見合わせております」
飛行機を降りてから知った突然の状況に客も困惑している様子です。
さらに空港内でも。午後11時ごろの成田空港の映像を見ると、ロビーのあちらこちらに座っている人や寝ている人が見えていて、中には外国人の姿もあります。
空港に泊まった人(20代)
「きょうはもう空港に泊まるけど、あしたの始発で帰れるかも。ちょっとまだ分からないです」
お盆休み、友人と2人でモンゴルに海外旅行に行っていたという女性。空港に着き、帰り方を調べたところで異変に気づいたといいます。
「(午後)9時くらいの成田着の飛行機で日本に着いたんですけど、京成線とかJR線も横須賀線もすべて止まっていて、そもそも空港側が鉄道の階まで行き止まりにしているのと。バスも動いてない。タクシーも100人以上並んでいて、高速道路も止まっているから、お迎えも頼めないという状況」
帰る術なく朝まで空港で
帰る術がなく、朝まで空港で過ごすことに。この後、空港では水や菓子などを配り始めるアナウンスがあったといいますが、その列も先が見えないほど並んでいます。
「私たちはまだ旅行から帰ってきて、明日も仕事がないので、まあちょっと疲れたから大変だなと思うくらいですけど。明日予定ある人とか海外の人とかはもっと大変かなと思います。本当は今すぐ帰りたいですけど、まあしょうがないかなという感じ」
2人は1時間ほど並び、水とクッキー、寝袋をもらえたようです。
(2026年8月14日放送分より)
