横浜市の山中竹春市長が14日、市職員へのパワーハラスメント問題について記者会見を開き、改めて謝罪を行った。会見では山中市長が「はぁ」とため息をつく一幕もあった。
前日13日に続いて14日も市議会総務委員会での説明を終えた直後、報道陣の前に立った山中市長は重い口調でこう述べた。
「この度の(パワハラ)認定により、市政に、そして何よりも市民の皆様に多大なるご心配とご不安をおかけしておりますことを心からお詫び申し上げます」
山中市長は「調査を受けまして私の言動が様々な面で至らなかったと痛感いたしました」と述べ、第三者調査委員の報告書で「職員にとって威圧的」「就業環境に影響を及ぼす」「相手の尊厳への認識の欠如がある」と指摘されたことを改めて認識したと説明した。「言動を改めていくことだけでは決して足らない。なぜそのような言動が生じたのか、その原因を直視していく必要がある」と自戒した。
2日間にわたる総務委員会での質疑を受けた心境を問われると、「どの質問も今回の事態の真相や原因を私自身がより認識していく上で大切なものでした」と語った。
議会で辞職の申し入れや不信任決議を求める動きが出ていることを踏まえ、進退についての考えを問われると、「支援者の方々にご説明する機会を作る予定で、皆様方のご意見を伺いながら判断していきたい」と述べた。
総務委員会で議員から「辞めた方がいいのでは?」と聞かれ、山中市長が「もう少し時間をいただきたい」と発言したことの真意を問われると、山中市長は「はぁ」と大きなため息をついた上でこう答えた。
「私が変わり、そして市役所組織を改善していく。そこをできる限り短期間で行いますので、今回のような事態を二度と起こさないためにも、私が変わること、そして市役所組織の運営がより良いものに変わること、この2点が必要でありますので、『もう少し』と申し上げました」
2日間にわたって多くの言葉を費やしたにもかかわらず、議員から理解が得られていないように見受けられるがどう受け止めているかとの質問には、「私の説明が至らなかったのだと受け止めております」と答えた。
また昨日の委員会で涙を見せた場面について問われると、「前人事部長や私の周囲の職員が今回のことで苦しんでいるということを改めて思ったからです」と説明。
昨日の委員会で検討中とされた給与の自主返納に関する具体的な金額や期間については、「具体的な検討はこれからとなります」と述べるにとどまった。
(ABEMA NEWS)

