車が水没した際、車内からどう脱出するかが命を分ける。ドアが開かない状況に陥ったとき、窓ガラスを割って外に出る方法が有効とされる。『ABEMA Prime』では、車が水没した際の脱出方法について考えた。
■水圧が一致するタイミングを見極める
まず前提として、水没時にドアが重くて開かないと感じても、諦めてはいけないという。モータージャーナリストで車の緊急時の脱出に詳しい丸山誠氏は「一度重くて開かないとなっても、開かないんだと思い込まずに、実はその水圧が一緒になったタイミングでは開く可能性がある。これを一つ頭に入れておく必要がある」と説明する。
■脱出用ハンマーの使い方
ドアが開かない場合の手段として、窓ガラスを割る方法が紹介された。丸山氏は脱出用ハンマーについて「この尖った部分で窓をポンと叩くと割れる。もう一つ、ここに刃がついていて、万が一シートベルトが外れない時には、これで切って出るためのカッターになっている」と語る。水没時にはパニックでシートベルトが外せなくなる可能性もあり、最後の手段として切って脱出することができるという。
脱出用ハンマーは車に標準装備されているのかとの問いに対し、丸山氏は「ご自分で用意していただくのがいい。海運品店などで1000円ちょっとぐらいで入手できる」と答える。また、「車内のなおかつ手に届くところに置いておかないと、トランクなどに入れてもしょうがない」と、保管場所の重要性を強調した。
■ヘッドレストや車のキーも代用可能
ハンマーがない場合の代替手段としては、ヘッドレストの金属部分を使う方法もある。丸山氏は「ドアのガラスの一番下のあたりや角を叩くと割りやすくなる。強化ガラスは一点にちょっと力が加わるとすぐにバリンと割れるので、一点小さいところに叩くというのがポイント」と解説する。車のキーや傘も、金属の先端が尖っているものであれば有効だという。
出演者からは「危険な目にあってから用意するみたいな。自分に限ってはって、まだやっぱりあるのでは」との声も上がった。発煙筒などは標準装備されているが、脱出用ハンマーはないと考えた方がよく、自分で用意しておくことが求められる。丸山氏は「できるだけそれを用意しておいた方がいい」と呼びかけた。
(『ABEMA Prime』より)

