「怖くて」水が腰まで…“帰宅困難”続出 停電も長引く 千葉豪雨8人死亡 広範囲で浸水

「怖くて」水が腰まで…“帰宅困難”続出 停電も長引く 千葉豪雨8人死亡 広範囲で浸水
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14日も関東地方を激しい雷雨が襲っています。

【画像や動画】車内“閉じ込め”などで8人死亡 駅一帯が冠水、住宅に浸水も 千葉豪雨の情報更新中

きょうもゲリラ雷雨と警報

気象庁は14日午後6時半から7時ごろにかけて、東京・八王子市などに『レベル4土砂災害危険警報』を発表しました。

安藤萌々アナウンサー
「雨が降り続いている東京・日の出町です。このように路面、雨が強く打ち付けていて、辺り一帯が、明るくなるほどの雷が光る瞬間もあります」

道路が冠水
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日の出町の東に位置する羽村市では、道路が冠水しました。

東京都心では、帰宅時間帯に強い雨。午後5時前の東京駅前は青空ものぞく天気です。しかし、突然、強い風が吹き始め、数分後には大粒の雨が降り出しました。

同じ様な状況は、豪雨に見舞われた千葉県でも相次ぎました。

荒井理咲子アナウンサー
「佐倉市では、5分ほど前まで青空が見えていたけど、体に激しく打ち付けるような雨が降り始めました。そして、雷も鳴っています。きのうから水がたまり、排水されていないところに、さらに雨が降り、道路と田んぼの境目がわからなくなっています」

田んぼ
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平年8月の3倍 わずか半日で

豪雨から一夜明け、被害の状況が明らかになってきました。

大きな被害が出た大網白里市。市の中心部は、あたり一面に水が広がっています。

大網白里市
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市内では、8カ所で土砂崩れが発生。床上・床下浸水が複数の建物で起きていますが、市は把握しきれていないそうです。

多くの冠水被害が出た佐倉市。一夜明けても、水はなくならず、消防による排水作業が続けられていました。

千葉市美浜区にあるバス会社の駐車場。東京湾につながる川の護岸が崩れ、とめてあったマイクロバスが、転落しそうになっていました。

マイクロバス
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千葉市では、13日午前1時40分までの12時間雨量が、観測史上最大の348ミリとなりました。わずか半日で、平年8月の3倍の雨が降ったことになります。

市の中心部では13日、ビルの屋上を超えるほどの水柱が噴き出していました。地下にある飲食店では、激しい音を立てて雨水が店内に。入口のガラスは割れています。道路やマンホールからは、大量の水があふれていました。

千葉県内には『記録的短時間大雨』に関する情報が、13日午後5時過ぎから、あわせて25回も発表されました『レベル5大雨特別警報』も時間を追うごとに増え、対象は、一時、県内22の市と町に。『レベル4大雨危険警報』に切り替わったのは、14日午前5時過ぎになってからでした。

『レベル5大雨特別警報』そのとき何が

千葉県では、これまでに8人の死亡が確認されています。

北西部に位置する八千代市では、道路が冠水。複数の車が動けなくなっていました。14日になっても、そのままの状態で路上に残されていました。

八千代市
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床上まで浸水した家。襖や仏壇など、家財道具も被害を受けました。この家には、88歳の女性が暮らしています。

住人
「すぐ消防署に電話して『助けに来てください』って言った。年寄りの一人暮らしだから。そういう人がいっぱいいて『来れません』と。だから『2階があれば、2階に避難してください』と言われて、2階にいた」

千葉市若葉区。

所村武蔵アナウンサー
「こちらは規制線が張られて、通行ができなくなっています。奥の道路を見ると、いまも勢いよく水が流れ込んできています。水が流れ込んだ先を見ると、車が2台、水に浸かってしまっています。ボンネットのあたりまで水が来ています。右側のタクシーでしょうか、車体の上に水草が乗っているようにも見えます」

鹿島川
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これらの車を発見できたのは、時間が経ってからだったそうです。

近くで農業を営む人は、こう話します。

佐々木貴史さん
「ひどかった。今回は半端じゃなかったね。台風が通り過ぎたから、晴れ間が出るのかと思っていたけど、全然、そんなのなかったから」

若葉区によりますと、14日午前3時~4時の間に近くを流れる鹿島川が氾濫したとみられています。

稲毛区でも、至るところで車が取り残されていました。

車のボンネットを開け、乾かしているそうですが、中にも泥が入り込んで動かせません。

車の持ち主
「(Q.レッカー車などは呼んだ)呼んだが、いつ行けるかわからないって。きょう運んでもらうつもりでいたが、『確約できない』と。『あすもあさっても無理だ』と言われた」

車から出られず、足元まで水に浸かった状態で一晩を過ごした人。

車で一晩過ごした人
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車で一晩過ごした人
「シートギリギリまで水が来て、こんなの人生で初めてで怖くて。外も、腰まで水があって出られなくて」

路肩に突っ込むような形で停車したバス。路線バスの重さは、一般的に10トン以上ですが、13日の大雨は、それすらも流しました。バスは回送中で、乗客はいませんでした。運転手は自ら脱出し、救助を待っていたそうです。

目撃した人
「水の上を船みたいにプカプカと。壁に当たり、タイヤの跡があると思うが、ここにとまった。(運転手が)屋根の上に出て、ずっと待っている状態、車体の上で。どうやってのぼったんだろうと思うくらい」

運転手は、その後、消防に救助されました。

“陸の孤島”帰宅困難者続出

大雨で帰れなくなった人も相次ぎました。

千葉県庁には、1000人以上の帰宅困難者が身を寄せ、成田空港では約6600人が、一夜を明かしました。

千葉県庁
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また、JR蘇我駅周辺では、帰宅が難しくなった約4000人に対し、自衛隊による輸送支援が行われました。

千葉県内では、14日午後9時時点で、千葉市を中心に1万5000軒以上が停電しています。

東京電力パワーグリッドによりますと、千葉市にある蘇我変電所が浸水したそうです。しかし、市のハザードマップを見ると、この場所は、雨による浸水リスクが高いエリアに指定されていません。つまり、想定をはるかに超える“前例のない豪雨”が街を襲ったことになります。変電所の浸水はすでに解消していて、安全性が確認でき次第、順次、送電を再開するとしています。

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