戦後81年 戦没者追悼式で 高市総理 「反省」触れず

戦後81年 戦没者追悼式で 高市総理 「反省」触れず

終戦の日に、高市総理は「反省」という言葉には言及しませんでした。
(サタデーステーション8月15日OA)

戦後81年 高市総理「反省」触れず

終戦から81年。都内で全国戦没者追悼式が行われました。

高市総理大臣
「戦争の惨禍を、二度と繰り返させない。日本は各国が直面している様々な課題の解決に向け、重要な役割を果たせます。インド太平洋の輝く灯台として、頼りにされる国になれます」

去年、石破前総理が13年ぶりに用いた「反省」という言葉。高市総理は言及しませんでした。

“異例”自民幹部 そろって靖国参拝

小泉防衛大臣ら4人の閣僚は靖国神社を参拝。
自民党の鈴木幹事長ら党幹部の姿も。幹部がそろって参拝するのは異例です。

自民党 鈴木幹事長
「高市総裁の日頃のご英霊に対する気持ち、そういうものを体して、きょう参拝をさせていただいた」

高市総理は靖国神社への参拝はせず、鈴木幹事長を通じて私費で玉串料を奉納。
ただ、追悼式の開会直前に、日本武道館の駐車場で、靖国神社の方向に「二拝二拍手一拝」をしたということです。


高島彩キャスター:
「柳澤さんは、今日の追悼式どのような点に注目されましたか?」

ジャーナリスト・柳澤秀夫氏:
「気になったことが2つあります。1つは高市総理が式辞の中で『反省』という言葉を使わなかったことです。天皇陛下が『過去を顧み深い反省の上に立って』とおっしゃいましたが、これと対照的でした。2つ目はやはり高市総理が式辞の中で、『戦争の惨禍を2度と繰り返させない』と表現したことです。不戦の誓いであれば、2度と“繰り返さない”というのが自然だと思うんですけれども、“繰り返させない”という表現を使うことで、『先の大戦は日本が起こしたものではない』という歴史観をにじませたかったように思えてなりません。戦争から81年、それから時間が経つと戦争を知らない世代が増えてきます。そうすると歴史的な事実を美化したり、あるいは歪曲したり、さらにはなかったことにしてしまう、そういう人たちも出てきます。戦争を繰り返さないためには、過去を謙虚に直視して歴史的な重みというものを真摯に自分の中に取り入れる、教訓とすることが強く求められているように思います。」

高島彩キャスター:
「私たちの国の歴史だからこそ、過去に何があってどのように戦争に向かっていったのか。そういった事実を冷静に見つめて検証して、次の世代とともに考えていきたいなと感じます。」

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