
おいしいクロマグロに手が届きやすくなるかもしれません。日本が提案していた漁獲枠を25%拡大する案が、国際会議で大筋合意されました。
水産庁「1カ国の不合理な対応」
脂が乗った鮮やかな赤身。18日、クロマグロの漁獲枠を巡り大きな動きがありました。
鈴木憲和農水大臣
「大型のクロマグロの漁獲枠が、日本を含む中西部太平洋側で、現行から25%増の1万4836トン」
話は先月にさかのぼります。
日本はクロマグロの漁獲枠を拡大する案を提示し、大筋で合意するとみられていました。
しかし、最終日に突如メキシコが反対したことで、合意には至りませんでした。
水産庁 福田工審議官
「1カ国の不合理な対応により、今回合意できない事態となったことについては強い憤りを感じているところでございます」
その後、山下雄平農水副大臣がメキシコを訪れて直接説得。今月18日、オンラインで再び関係国などによる協議が行われました。
その結果、大型のクロマグロの漁獲枠を25%増やすなどとする案で、合意にこぎつけたのです。
賛成に転じた背景は
漁獲枠の拡大に期待を寄せていた飲食店からは、このような声が聞かれました。
田無漁港直売所
早津茂久社長
「(Q.クロマグロの漁獲枠が25%増に)決まった!やった!うれしい!」
「ドラマチックですごく良い。(先月は)メキシコが反対して残念な気持ちでいっぱいだった。ガッツポーズ」
メキシコが賛成に転じた背景には、何があるのでしょうか?
経済部 川村允俊記者
「関係者によると、今回、漁獲量を決めるのに、これまでと違って、複雑な計算方式が導入されている。現場と本国(メキシコ)で認識の違いが生じていた。その後、日本側がメキシコに渡り、懇切丁寧にその計算方式を説明して、理解してもらった。その結果、今回の合意の数字は、結局、前回と全く同じ数字で決まった」
(2026年8月19日放送分より)
この記事の画像一覧
