
中東情勢を巡る外交が難航する中、アメリカのトランプ大統領が首脳会談をほのめかすなど、北朝鮮に対して融和メッセージを出し始めました。そこには“ある狙い”があるようです。
【画像】2018年米朝首脳会談でのトランプ大統領と金正恩総書記
トランプ氏 米朝会談に言及
韓国との合同軍事演習の縮小について「金総書記に頼まれたのか」と追及されたトランプ大統領。記者に声を荒らげ、質問を遮りました。
「(Q.縮小を頼まれた?)静かに、静かにしてください。この若者の前ですごく失礼です。失礼だと思いませんか。あなたの所属は?」
「(Q.CNNです)フェイクニュースです」
SNSでは自身の考えについて、こう強調していました。
「北朝鮮の金正恩氏とのとても良好な関係を踏まえ、私はアメリカが韓国との合同軍事演習に参加すると同意したことに不満を抱いています」
北朝鮮は合同軍事演習について、毎年のように「侵略的な演習だ」と反発してきた経緯があります。
なぜトランプ大統領はここにきて、北朝鮮に融和的なメッセージを出し始めたのでしょうか。
米韓軍事演習も縮小を指示
米韓合同軍事演習の縮小を指示したトランプ大統領。金正恩総書記との会談の可能性について問われると、こう答えました。
「(Q.なぜ金正恩氏は会談の求めに応えない?)なぜ、してないと言えるのですか?」
「(Q.(金正恩氏が返答)したのか?)…ええ、しました」
「(Q.協議の段階は?)とても前向きです」
アメリカ政治に詳しい明海大学の小谷哲男教授は、トランプ大統領が北朝鮮に注力しているのには“ある狙い”があると指摘します。
「トランプ氏に何か戦略的に達成したい目標があるわけではなく『ディールをした』『取引が成功した』とアピールしたい」
「今、ウクライナもイランも、アメリカの思っている通りに進んでいない。今度は北朝鮮の案件を動かしてみようという側面はあると思う」
(2026年8月19日放送分より)
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