シンガー・ソングライターの長渕剛さんが19日、熊本地震の被災地支援として義援金1000万円を寄付した。長渕さんは前日18日、復旧を果たした熊本城ホールでライブを開催したばかりで、大西一史熊本市長へ目録を手渡し、熊本県への思いを語った。
挨拶に立った長渕さんは、自身の姓のルーツが熊本県菊池市にあることに触れ、「熊本が痛めつけられることは、自分自身も痛めつけられるのと同じように心が痛い」と語った。市長と心を合わせて力になりたいとの思いで駆けつけたとし、前日の熊本城ホールでの満員のライブについて「『これから熊本頑張ろう』と思いを一つにするコンサートができた」と振り返った。また、昔ドラムを演奏していた大西市長へ向けて「激しいビートで強く優しく熊本が1日も早く復興なさることを市長どうかよろしくお願いします。できることは何でもいたします」とエールを送った。
寄付を受け、大西市長からは長渕さんへ感謝状が手渡された。大西市長は「義援金は確実に被災者へ届け、生活を取り戻していただくようにしたい」と感謝を述べた。
大西市長は、10年前の熊本地震の際にも長渕さんが駆けつけ、熊本城の崩れた石垣に「エネルギーを注いでくれた」エピソードや、今回の地震直後にも電話で心配してくれた経緯を振り返った。復旧した熊本城ホールでのライブ開催について、多くの被災者が魂や歌の力に勇気づけられたと謝辞を伝えた。
その後の歓談では、被災から3週間が経過した被災者の現状について意見が交わされた。長渕さんは「いざという時に助け合う人間の本質を見つめていきたい」とし、「苦しい時に『よし、もう一回頑張るぞ』と思えるような普遍的な歌を、もっともっと書かねばならないという使命を感じた」と語り、被災地への継続的な支援と復興への思いを新たにした。
(ABEMA NEWS)

