川内博史前衆議院議員ら3人が19日、政治団体「護憲リベラル共生(略称ゴリラ)」の設立記者会見を行った。現在16名が賛同しており、会見には川内博史氏、阿部知子氏、平岡秀夫氏が出席した。
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冒頭、阿部氏が設立宣言を読み上げた。「私たちは今こそ世界に誇るべき日本国憲法を尊重擁護し、立憲主義に則って我が国全土にわたって自由・平等・寛容のもたらす恵沢を広げ、あらゆる人々と共和し、格差を是正し、差別や排除をなくし、誰もが自分らしく生きることのできる恒久平和を実現していきます」と述べ、「未来を決めるのは一部の政治家たちでは断じてありません。私たち一人一人が決めるのです」と訴えた。
団体名の略称「ゴリラ」については、「力強く地に足をつけて平和を守るという意思を込めた」と説明した。
阿部氏は基本政策として、「何より平和、今こそ憲法9条を堅持」「長子による皇位後継を可能にする皇室典範の再改正」「アベノミクスを克服し、革新的産業への投資促進と暮らしの保障」「人間らしい労働の確立を」「ジェンダー平等の社会、子どもを産み育てることを選べる社会、多文化共生社会の実現」「ベーシックサービスの保障、人の可能性を引き出す教育への再構築」「地球温暖化は待ったなし、生命と環境を守る!」「中小企業こそ国の底力、しっかり支援を」「食料とエネルギーの地産地消」「在日米軍基地・国連軍基地の縮減と対等な地位協定への改正を」「地方自治の確立と参加型民主主義へ」の11項目を挙げた。
続いて平岡氏が補足説明に立ち、「高市政権のもとで護憲リベラル共生を否定するような動きが起こっていることに大きな危機感を持っている。有効に対抗すべき野党がしっかり対抗してくれればいいが、政策的にも違っているんじゃないかという感じがしている」と設立の経緯を語った。また「決して行き場がなかったからこんなことをしているということではない。誤解のないように」と述べ、「若い人たちの盾になり、自由に議論できる場にしていきたい」と説明した。
質疑では、16名の内訳に現職国会議員が含まれるかを問われた阿部氏が「現職の方はおられます」と答えた。今後の政党化については「視野に政党としての結成も入れているが、まずしっかりした政策議論をオープンにやりたいということで政治団体という形でスタートした。すぐに選挙ありきのやり方は取らないつもり」と話した。
川内氏は、設立会見に多くの人が集まったことについて「現在の高市内閣の政治のあまりのひどさに危機感を持っている方が多いのだと思う。2月の選挙で国会の中にしっかりと(憲法を)実現する勢力がやや薄くなってしまった中、団体を作り、現職の先生にも加わっていただいて力強く一歩を踏み出したい。小さな一歩かもしれないし、失敗するかもしれない。壁は大きく立ちはだかるかもしれない。だけども後に続く皆さんのためにそれをやらなければならない」と述べた。
また今後の活動について、「中道・立憲・公明の行く末が8月末にはなんとなく分かるかもしれない。そういう動きを見ながら相談して決めていきたい」と語るとともに、沖縄県知事選での玉城デニー知事の全力応援や、来年4月の統一地方選への関与も視野に入れていることを明らかにした。
なお、16名の詳細な内訳については「現職が何名とか前職が何名とか元職が何名とか、それも含めて、今非常に政治状況が微妙な時期でございますので、今日この場で私どもの方から申し上げるわけにはいかない」と説明した。
(ABEMA NEWS)

