仕事や家事、育児に奔走する人々…。ごくありふれた人たちが心の内に隠し持つ、「ドス黒いホンネや思いを赤裸々に描写している」とSNSなどで度々話題になっている漫画家・鳥トマト氏。その中でも、いろいろな立場からの意見が飛び交った話を紹介する。(以下、鳥トマト著『東京最低最悪最高!/小学館』1巻収録の3話より一部抜粋)
出産後に時短勤務で働く妻。夫は育児に非協力的で、仕事と家事、育児がすべて妻に圧し掛かっている。仕事が好きな妻は、家計に入れるお金を増やす代わりに、フルタイム勤務に戻り、「家事と育児を平等にしよう」と夫に持ち掛けたが…。
夫「じゃあ誰が家のことすんの?」
妻「私も来月から労働時間増やして、あなたと同じように家に10万入れるから、子供を保育園に週2で迎えに行って」
夫「無理だって。俺が働いてるし、まだ時短してればいいじゃん」
妻「それはつまり、あなたは私に時短でできる範囲の、あんまり他の人がやりたくないような感じのやりがいの小さい仕事だけして、家事と子供の面倒を主にみて、自分のキャリアは諦めて、自己実現はしないでほしいって言ってるってことだよ?わかってる?」(妻)
このリアルな描写に「あるあるすぎて笑えない」などの批判コメントが相次ぐことも。しかしこの漫画が話題になった背景には、仕事や家事・育児に追われる人たちの“心の本音”が赤裸々に反映されているからではないだろうか。(『わたしとニュース』より)
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