安藤美姫「あまり記憶がない」9歳で訪れた父との“突然の別れ”語る

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【映像】「目元がそっくり」な長女(13)と安藤美姫、顔出し親子ショット(複数カット)
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 世界選手権優勝などフィギュアスケート界で偉大な実績を残した安藤美姫(38)。9歳でスケート一本に絞った切ないきっかけと、失意の底から救ってくれた恩師・友人との出会い、そして自ら分析する「才能」の正体について語った。  

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「Re:MAKE 〜拝啓、あの頃の君へ〜」

 幼少期はピアノやバレエ、水泳など数多くの習い事をしていた安藤。しかし9歳の時、スケートの練習を両親が初めて見学に来る予定だった日の朝、父親が仕事へ向かう途中で交通事故に遭い急逝した。  

 父親とのあまりに突然の別れについて、安藤は「(ショックで)あまり記憶がないのですが、母から聞いた話だと、全ての習い事に行けなくなってしまっていたらしくて」と、当時の壮絶なショックを振り返る。

 そんな塞ぎ込んでいた安藤を外へ連れ出してくれたのが、スケートに誘ってくれた友人の存在だった。友人が頻繁に自宅へ足を運び、「もう一回一緒に行こう」と根気強く声をかけ続けてくれたことで、再び氷の上に立つきっかけを掴んだ。  

 さらに、傷ついた彼女の心を大きく救ったのが、教室で選手を育てるアシスタントコーチの存在だった。その先生の笑顔に深く救われた安藤は、「最初は“スケートが好き”というよりは、“その先生の笑顔に毎日会いたいな”と思ったのがリンクに毎日通うきっかけになり、それがずっと続いた」と明かす。

 この出会いをきっかけに、9歳の安藤は「たくさんの子どもたちに笑顔を届けるコーチになる」というセカンドキャリアへの夢を抱くようになった。現在、スケートをしている自身の娘に対してはヘッドコーチがいるため指導はせず「普通のママ」として見守っているが、9歳の時に誓ったコーチの夢は今も叶えるべき目標として大切に持ち続けている。

 その後、選手として頭角を現した安藤だが、「特別な才能があったわけではない」と語る。周りより秀でていたのは「鈍感さ」だったという。激しく転倒して頭を打ったり怪我をしても落ち込まず、冷やして問題がなければ恐怖心を持たずに次へ向かうことができた。恐怖心で体がこわばることがなかった精神的なタフさが、世界のトップレベルへと上り詰める大きな礎となった。

(『ABEMA NEWS』より)

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