
「福岡県議会のドン」蔵内勇夫前議長(72)が県議会議員を辞職しました。なぜ身を引く決断をしたのでしょうか。本人が口を開きました。
【画像】自民・鈴木幹事長は今週中に福岡県連幹部から聞き取りへ
金銭疑惑や海外視察で批判
「どうもご苦労様でございます。本日をもちまして、全国都道府県議長会会長を辞することにいたしました。同時に福岡県議会議長、福岡県議会議員も辞職します」
どこか淡々とした様子で、39年にわたって務めた議員を辞職すると表明した蔵内勇夫前議長。辞職に至った背景にあるのは、議会を巡るさまざまな問題です。
疑惑を告発した吉松源昭県議
「人の弱みにつけ込んだカツアゲ。あるいは、みかじめ料的な要求であったと私は理解しております」(先月7日)
議長・副議長のポストを巡る、自民党県議団幹部による金銭授受疑惑。さらに…。
蔵内前議長
「私、海外旅行は続けますと、この考え一切変わることはございません」
「すみません、海外旅行じゃなく海外活動です」(6月11日)
県議らの海外視察が3年間で25回行われ、およそ2億8000万円が公費で賄われたことも問題視されています。
「県議会混乱本意でない」
こうした問題への対応を巡って批判を受けていた蔵内氏。しかし、議員辞職については、一貫して否定してきました。
「(Q.議員辞職は否定するということ?)僕なんでしないといけないんだろうか」(10日)
「(Q.議員辞職については?)考えておりません」(19日)
それが一転、辞職を決めた理由について、蔵内氏は次のようにコメントを発表しました。
「私自身の進退を巡って、これ以上県議会の混乱が続くことは、私の本意ではありません。新しい体制のもとで、県議会が一日も早く本来の役割を取り戻し、県民の皆様のための議論に全力を注いでもらいたい」
統一地方選控え 懸念の声
来年春の統一地方選挙を控え、自民党内からは懸念の声が上がっています。
朝日新聞によると、自民党の福岡市議らは福岡県連に対し、体制刷新や県議団への指導などを求める要望書を27日に提出する方針を明らかにしました。
自民党の鈴木俊一幹事長も次のように述べました。
「福岡県連としての自浄作用、県民の皆様の不信を払拭するようなことをするには、どういう段取りを考えているのか聞いていきたい」
福岡県連の幹部から、今週中に直接聞き取りを行う方針を明らかにしています。
(2026年8月26日放送分より)
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