石川・富山でレベル5大雨特別警報 現地では「流木が道を塞いでいるところも」「車で移動すると冠水した道路に遭うこともある」

速報
雨雲の様子
【映像】溢れた水、激しい濁流
この記事の写真をみる(2枚)

 27日、石川・富山にレベル5大雨特別警報が発表された。気象予報士・竹内青空氏が現地の映像を踏まえ、状況と今後の見通しを語った。

【映像】溢れた水、激しい濁流

 雨雲レーダーからの情報について「活発な雨雲が石川県や富山県などにかかっている状況です。線状降水帯が発生していると見られていて、特に大雨災害の危険度が急激に高まっている」とした。また、午前2時50分からの雨雲の動きを振り返り、「最初は陸地だけだったが、海上から連なる雨雲の帯が北陸西部を中心にずっとかかり続けている状況となっていました」と述べた。

 この影響で24時間雨量が300mm超を記録している地点もあるという。「石川県羽咋市では、8月1カ月の平年雨量が188.7mm。その2倍以上の雨が、約半日で急激に降ったということになります」と説明した。

 レベル5大雨特別警報は「命の危険があるということ。もうすでに災害が発生している恐れがありますので、身の安全を図っていただきたい」と述べると、「すでに安全に避難することが難しいということが考えられます。建物の2階以上などできるだけ安全な場所へと移動するようにしてください」と呼びかけた。

 石川県中能登町から午前8時53分に届いた報告では、通行止めになっており「流木のようなものが道を塞いでいる状況」だという。さらに同じ中野戸町から届いた映像では、一面が濁った水で覆われた冠水の状況が確認された。

 「こういうところでは、用水路と道路の境目がわからなくなっている恐れがありますので、外に出ることは大変危険です。不要不急の外出は控えて、身の安全を確保していただきたいと思います」と話した。

 住宅街での浸水・冠水が始まっている映像についても言及し、「家を出るときに、大丈夫だと思って車で移動してしまうと、途中で冠水した道路に遭ってしまう場合もありますので、車での移動というのは、本当にできるだけ避けていただきたい」と述べた。

 洪水の危険度分布(キキクル)については、石川県内を中心に「危険」を示す紫色の箇所が多くなっていると説明。「黒色の『災害切迫』になると、もうすでに氾濫しているなどの危険があるということになりますので、今の段階で自分のいる場所が浸水の恐れがあるという場合は安全な場所に移動していただきたいと思います。これが黒色に変わった段階では、安全に避難をすることが難しいということになります」と話した。

 さらに、「一見穏やかに見える道路が浸水していて、道路が浸水しているところは意外と流れがあり、少しの水位でも危険な場合がありますので近づかないようにしてください」と語った。
ABEMA NEWS)
 

この記事の画像一覧
こんな記事も読まれています
この記事の写真をみる(2枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る