
十和田湖に10年以上放置されている遊覧船の撤去作業が始まりました。費用は7億円にも上るとされています。
4隻を撤去する行政代執行
青森県上北県土整備事務所 澤里秀典所長
「本日令和8年8月26日午後1時30分をもって、撤去作業に着手いたします」
青森県は26日、十和田湖に10年以上放置されてきた遊覧船4隻を撤去する行政代執行に踏み切りました。
県は長年、船を撤去するように行政指導してきましたが、遊覧船の所有者は「動かせないし、撤去の費用もない」と応じていませんでした。
澤里所長
「所有者により自主的に撤去されなかったことは非常に残念だが、撤去に向けて大きく前進した」
雄大な湖に浮かぶ古びた遊覧船。撤去にかかる費用は7億円以上になるといいます。
なぜ?撤去費用7億円超
青森出身の人
「言われて来たら、汚いなぁ。さびているし。ほったらかしておいたんだな。十和田湖の恥ですね」
2013年に遊覧船を運営していた会社が破産。その後、元従業員が立ち上げた組合が船を取得し、翌年から運航を再開しました。しかし、桟橋の使用料を滞納し、2015年には不法係留となりました。
国立公園のための環境省の補助もありますが、撤去にかかる事業費は7億円以上だといいます。
地元住民(80代)
「7億円も使って船を撤去するには、金額が大きすぎるんじゃない」
現地で船を解体するには、周辺の水を抜いて作業用のドックを作る必要があるため、費用がかさむといいます。
十和田市 櫻田百合子市長
「今回の放置遊覧船の撤去が進むことによって、地域を含めたにぎわいの創出、景観の整備がいっそう前へ進められると期待している」
(2026年8月27日放送分より)
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