27日、木原稔官房長官は記者会見を行い、気象庁が富山県と石川県に大雨特別警報を発表したことを受けて、政府が把握している被害状況や今後の対応を説明した。
会見で木原官房長官は、27日午前10時30分時点で富山県氷見市、石川県羽咋市など2市3町においてレベル5の大雨特別警報が発表されたことを説明し、最大級の警戒を呼びかけた。
被害状況については「午前10時30分時点で人的被害があったとの報告は受けておりませんが、石川県内で床上・床下浸水の被害、石川県の6河川、富山県の3河川で浸水したなどの情報もある」として引き続き被害状況の把握に努めていると述べた。
また総理から27日午前6時21分に、地方自治体とも緊密に連携し早急に被害状況を把握することや、国民に対して避難や大雨などに関する情報提供を適時適格に行うこととの指示があったと説明。官邸危機管理センターの官邸連絡室において、総理指示を踏まえた被害状況の把握と災害応急対策に取り組んでいるとした。さらに、先ほど午前10時15分から赤間二郎防災担当大臣の出席のもとで、関係省庁災害対策会議を開催したことも明かした。
木原官房長官は「引き続き被害状況の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、消防、警察を中心として救命救助活動を最優先に災害応急対策に全力で取り組んでまいります」と語った。
北陸地方では28日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となるため、警報級の大雨となる地域の拡大や土砂災害のおそれがあるとして、木原官房長官は安全確保に向けた住民への呼びかけを行った。「被害がすでに発生している地域や警報が発出されている地域の皆様におかれては、引き続きラジオ、テレビ、インターネットなどで自治体の避難情報に十分注意をし、少しでも危険を感じれば躊躇せず早め早めに自らの命を守る行動をとっていただくようにお願いをいたします」。
さらに、自治体から緊急安全確保が発表されている地域の住民に対しては、避難所までの移動がかえって危険な場合は無理をせず、崖から離れた建物や浸水しにくい高い場所など、今いる場所よりも安全な場所に緊急に避難するなど、命を守る行動を最優先するよう求めた。
加えて、「今後雨が収まった場合であったり、大雨特別警報や緊急安全確保が発表されていない周辺地域の皆様におかれましても、気象庁が発表する防災気象情報や自治体の避難情報には十分注意し、油断をすることなく安全を最優先にした行動をとっていただくようにお願いいたします」と述べた。
(ABEMA NEWS)

