
住宅の「分電盤」を故障しているなどと嘘をついて交換し、代金をだまし取ったとして男らが逮捕されました。
分電盤“修理詐欺”巧妙手口
背中を丸めてうつむき、時折、上目遣いで周囲を確認する男。26日、詐欺などの疑いで逮捕された自称無職・小野智也容疑者(39)です。
都内に住む60歳の女性など6人から、318万4000円をだまし取った疑いが持たれています。
被害者らは自宅の電気に不具合が起きたため、インターネットで見つけた電気会社に連絡。容疑者らのうちいずれかが自宅を訪れたといいます。
小野容疑者ら
「分電盤が焦げている。原因は2年前の雷と大雨です」
「分電盤が故障している。このままでは火事になる」
その手口は、手の込んだものでした。
トラブルが相談5年で650倍
不安をあおり、壊れていない分電盤を交換する契約を結ばせると、住人には知らせず、正規の電力会社に復旧作業を依頼。
住宅の外で正規の復旧作業が行われている間に室内で分電盤を交換し、あたかも自分たちの工事によって電気が復旧したかのように見せかけていたということです。
逮捕された5人は交換作業にあたり、「関東電気緊急隊」など複数の会社名を名乗っていました。
時期によって変え、前の名前が怪しまれたら、別の会社名にするなど偽物と思われないようにしていたとみられています。
警察は、5人の認否を明らかにしていません。
分電盤を巡るトラブルは全国で相次いでいて、相談件数は5年間でおよそ650倍に急増しています。
国民生活センターは、点検を受けた場合でも、その場ですぐに契約せず、十分に検討するよう呼びかけています。
(2026年8月27日放送分より)
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