
10月の酒税改正を前に、ビール大手各社の戦略が注目されています。物価高騰が続く中、ビールをお得に買える可能性も出てきました。
「ビール回帰の流れは続く」
サッポロビール
中村洋一執行役員マーケティング本部長
「ビールについては10月の酒税改正により、価格差がより縮まっていくことがすでに明らかになっている。お客様が価値を基準にブランドを選ぶ機会が増えていくと考えている」
26日に行われたサッポロビールの酒税改正に伴う戦略発表会。10月からビールと発泡酒などの税率が一本化されることを最大の成長機会と位置付け、主力商品に対し、過去最大級のマーケティング投資を行うと発表しました。
「ビール市場の構成比は拡大し、2030年に向けてビール回帰の流れは続いていくと考えている」
今回の酒税改正では、ビール1缶(350ミリリットル)あたり63.35円が54.25円と9.1円の減税となります。
サッポロでは、10月1日納品分から「黒ラベル」などビール48品目の価格を引き下げ、店頭想定価格は237円から228円前後になるとみられています。
逆にビールより税率が低い発泡酒や第三のビールは7.26円上がり、ビールと同じ54.25円になります。
サッポロビール
下和田勇ビール&RTD事業部長
「当然ビールが減税になるので、ビール4社、狭義ビールを強化していく方針は共通であったととらえている。そういった中で、当社の戦略は新商品に頼ることなく、既存ブランドを磨き上げていく」
大手各社の値下げ相次ぐ
酒税改正に伴う価格改定の流れは他社でも…。
サントリーは「ザ・プレミアム・モルツ」などビール41品目を値下げ。
アサヒビールは「アサヒスーパードライ」など76品目の値下げを発表。
キリンビールは「一番搾り」などのビールの値下げを含むおよそ180品目の価格改定を発表しています。
(2026年8月27日放送分より)
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