ミラノ五輪代表の近藤心音さん、いじめ・パワハラ告発 「心が死ぬ」電撃引退の背景

ミラノ五輪代表の近藤心音さん、いじめ・パワハラ告発 「心が死ぬ」電撃引退の背景
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 今年6月に現役を引退したミラノ・コルティナオリンピックのスキー代表の近藤心音さん(23)が自身のSNSで、選手やトレーナーらからいじめやパワハラを受けていたことを告発しました。

【画像】全日本スキー・スノーボード連盟「事実関係を確認して対応」

“夢をつぶされた”思い

近藤心音さん
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「“夢をつぶされた”この思いがずっと心の奥底にあり消えてくれません。辛かったです。苦しかったです。今もずっと辛いままです」

 選手やコーチ、トレーナーから受けたとされるいじめやパワハラについて、およそ2800字に及ぶ言葉でつづったのは、ミラノ・コルティナオリンピックのフリースタイルスキー女子スロープスタイル代表の近藤心音さんです。

「精神的なストレスから眠れず、吐き気が止まらず」
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「オリンピック前の海外遠征中(約10日間)で4キロやせました。意識的な減量ではなく、精神的なストレスから眠れず、吐き気が止まらず、ほぼフルーツしか食べられない状態でした」

 近藤さんは「何度もSOSを出していたが、訴えは聞いてもらえなかった」と主張します。

「“選手じゃいられなくなるよ”とも脅され続け」
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「いじめた側の選手、パワハラをした側のトレーナーを守る決断をとられました。そしてこのような投稿をすると“選手じゃいられなくなるよ”とも脅され続けていました」

 近藤さんが初めて代表に選ばれたのは、2022年冬の北京大会。念願のオリンピックでしたが、現地での練習中に大けがし、本番で1本も滑れず、無念のうちに終わりました。

「メンタル的には、今までの人生の中で一番落ちた。競技復帰が私にとってはすごく長く遠く見えた」(今年1月)

「心が死ぬ」電撃引退背景

 数カ月に及ぶリハビリ生活を乗り越え、4年後、どん底の中から再びつかんだオリンピックへの切符でした。

再び五輪の舞台へ
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「リベンジとして果たすには、まずミラノの舞台に行って予選まで滑り切りたい」(今年1月)

 しかし、ミラノ・コルティナ大会の公式練習で再び負傷。本番の舞台に立てず、2大会連続で棄権し、6月に現役を引退しました。

「身を置き続けたら、心が死ぬ」
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「なぜ私が選手を引退したか?“心と体を守るため”と掲載しました。体はもちろん度重なる大けがでもう限界でした。ただ心に関しては、こんなチームじゃなければ、ここまで修復不可能なほどに深く深く傷つくことはなかっただろうと思いました。ここにいたら、この場所に身を置き続けたら、心が死ぬと思いました」

連盟「事実関係確認し…」

 全日本スキー・スノーボード連盟は、ハラスメントなど違反に関する窓口の設置をしていますが、これまでに近藤さんからの問い合わせはないといいます。

全日本スキー・スノーボード連盟の入るビル
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「事実関係を確認したうえで対応していきたい」

 近藤さんは26日未明にもSNSを更新しました。

「また誰かが犠牲になり潰されていく世界を…」
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「このままじゃ、何も変わらないまま、また誰かが犠牲になり潰されていく世界を私は見て見ぬふりすることになる。そっちのほうが辛いかもなと私は感じた。冷静になっても変えなきゃいけないと強く思う」

(2026年8月27日放送分より)

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