
27日、北海道大学で学生が薬品をかぶる事故があり、学生は死亡しました。薬品は猛毒の「フッ化水素酸」でした。
救助にあたった2人は軽傷
119番通報の内容
「学生が薬剤をかぶった」
27日、札幌市にある北海道大学から、消防に入った通報。大学によると、理学部の大学院生1人が薬品をかぶり、助けようとした他の大学院生1人と大学生1人も薬品に触れてしまいました。
学生3人は病院に搬送され、1人が死亡し、救助にあたった2人は軽傷でした。
薬品は猛毒とされるフッ化水素酸です。薬品に詳しい昭和医科大学の沼澤聡名誉教授は次のように説明しています。
「フッ化水素酸というのはすごく物を溶かす性質が強く、何かを除去する、例えばガラスを洗うなど、そういうものにも使う」
過去には事件も発生
フッ化水素酸を使用した事件も過去に起きています。
2012年、静岡県内で男性が、同僚だった女性の靴の内側にフッ化水素酸を付着させ、左足の指4本を切断せざるを得ないほどの重傷を負わせました。
沼澤名誉教授
「(触れた場合)基本的には化学熱症という形で、やけどと同じような皮膚障害が起きます。一滴触れてやけどになるのは間違いないが、すぐ命に関わるということにはならない」
大学「重く受け止める」
今回の事故で北海道大学は一時閉鎖され、消防車や救急車など10台が出動し、建物内の除染作業が行われました。
北海道大学
「本件を厳粛に受け止め、事故原因の究明に努めてまいります」
(2026年8月28日放送分より)
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