28日、大雨による被害から一夜明けた石川県上空からのドローン映像では、どこまでが川で、どこからが元の水田や畑だったのか、境目が全く分からない広大な浸水被害の様子が映し出されていた。
【映像】「境目が分からない」上空から見た石川県(実際の様子)
記録的な大雨に見舞われた石川県羽咋市周辺では、前日からの浸水によって広い範囲が泥水に沈んだ。本来であれば広大な田畑やビニールハウス、そして地域住民が利用する生活道路が網の目のように伸びている場所だが、現在はその全てが茶色く濁った水に覆われている。上空から確認すると、高く架けられた橋やかろうじて位置が判別できる線路付近などを除き、かつての川と陸地の境界は完全に消失している。
特に深刻なのが、間もなく収穫期を迎えようとしていた米をはじめとする農業被害である。丹精込めて育てられていた稲の多くが根元から冠水し、ビニールハウスも半ばまで水に浸かっている。さらに水面には大量の枯れ草や木の枝、漂流物などが浮遊しており、住宅の敷地や畑の中まで押し寄せている。今後水が引き始めたとしても、土壌の再整備や大量の漂着物の撤去作業が必要となり、復旧には膨大な手間と時間がかかることが懸念されている。
(ABEMA NEWS)
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