
山口県の老舗和菓子店で、店主が殺害されました。親族間のトラブルの話も出ておらず、警察は「トクリュウ」など第三者の犯行の可能性が高いとみて捜査を進めています。
40年来の友人が感じた「異変」
通報は、先月28日の午後6時ごろにありました。
齊藤さんの長男
「父が血まみれで倒れている」
現場は、山口県美祢市にある老舗の和菓子店。店舗兼住宅の2階で、店主の齊藤一正さん(80)と70代の妻が倒れているのが見つかりました。
齊藤さんは頭におよそ4センチの傷など、複数の打撲のような傷があり、その場で死亡が確認されました。妻も頭に外傷があり、入院中です。
被害者 齊藤一正さん(当時74歳)
「(Q.まんじゅうの形について)この辺は、昔から石灰石が有名だから、セメントの原料の(石灰石)。土の付いた石灰石のイメージで(作っている)」(2020年)
これは6年前、老舗和菓子店の主人として取材に応じる齊藤さんの映像です。
被害者 齊藤さん(当時74歳)
「宇いち饅頭は、見かけは悪いですけど、もっとおいしくなるように努力はしています。嫌がらずに買ってください」(2020年)
警察によると、和菓子店の売り上げは盗まれていませんでした。また、窓が割られたり、こじ開けられたような痕跡もなかったということです。
事件発覚当日、齊藤さんの40年来の友人は異変を感じていました。
40年来の友人
「(齊藤さんの店は)年中無休。(遺体発見の)先月28日朝10時に病院に歩いて行った時、カーテンが全部閉まっていたからおかしいなと思っていた」
トクリュウ 犯行の可能性も
地元の道の駅でも人気商品だったという齊藤さんの店のまんじゅう。直近の納品は、遺体発見の10日前にあたる先月18日でした。
道の駅おふく 売り場担当者
「(Q.売り始めて何年?)かなり前、40年くらいだと思う。とても有名」
「先月18日に納品に来られた。夏休み時期で商品がよく売れていて、どんどん減ってきていた。いつもだったら全部なくなる前には必ず来られていたが、商品がなくなっても来られないので、どうされたのかなとずっと思っていた」
親族間のトラブルなどの話はなく、警察は匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」など、第三者の犯行の可能性が高いとみて捜査を進めています。
(2026年9月1日放送分より)
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