
伊勢神宮の外宮にほど近い三重県伊勢市の明倫商店街で大規模な火災が発生し、商店街一帯がほぼ焼けました。消火活動は1日午前8時時点でも続いています。
【画像】屋根の上まで立ちのぼる真っ赤な炎 通報から5分後に撮影された映像
鎮火までは、しばらく時間が…
火災発生から一夜明けた現場。商店街は黒く焦げ、面影はありません。消火活動をする消防隊の姿もあります。
夜通し続けられた消火活動ですが、鎮火まではしばらく時間がかかるといいます。
1日、実況見分を行い、火事の原因などを詳しく調べます。
通報から1時間後には…
屋根の上まで立ちのぼる真っ赤な炎。これは消防に通報があった午後3時15分ごろからおよそ5分後に撮影された映像です。
警察官
「火災が延焼して、本当に危ない」
立ちのぼる炎は隣の神社の木々にも燃え移り、手前の建物にも迫っています。
通報からおよそ1時間後には、商店街全体に火が広がり、激しい炎と黒煙が立ちのぼる状態に。
現場は、三重県伊勢市の明倫商店街。伊勢神宮の外宮からおよそ500メートル。近鉄宇治山田駅から徒歩2分の位置にあります。
近くに住む人
「奥のほうは、だいぶ火の手が上がって。ずっと縦長の商店街なんですけど。昔のつくり、木造。狭いから、消防も近くまで行けない状況。ホースのばして」
地元に密着した商店街
通報からおよそ3時間後には壁が剥がれ落ち、骨組みがあらわになった建物もありました。
近くに住む人
「昔からの商店街。どうなってしまうのか。さみしい」
伊勢神宮のおひざ元、近鉄宇治山田駅のすぐ目の前に位置する明倫商店街。商店街のホームページによりますと、およそ80年前の1947年、戦後の市民市場として始まりました。
天皇陛下をはじめ、皇族が伊勢神宮を参拝される際には、商店街の前にも多くの人が駆け付けました。
停電も280戸で発生
出火直後の映像が撮影されたのは、宇治山田駅から向かって左側の入り口です。
同じ場所から撮影した映像では、2階にも店舗が並んでいる様子が確認できます。
アーケードの天井は、光を通す薄い屋根。所々、パイプなどがむき出しになっている場所もあります。
火災が起きる2日前の先月29日に撮影された映像。狭い路地には、青果店や衣料品店などが立ち並び、昔懐かしい雰囲気が漂っていました。
商店街は52店舗ありますが、現在も営業しているのは27店舗。所々シャッターが閉まり、空き店舗も目立ちます。
上空から見てみると、アーケードを中心に古い木造の店舗がL字型に立ち並び、店舗と店舗が密集していることが分かります。
今回の火災で周辺の249世帯528人に避難指示が出され、停電も280戸で発生しました。
(2026年9月1日放送分より)
この記事の画像一覧
